見出し画像

普通の会社員が畑を借りる話し②

今回の記事は、ちょっと前に書いた同タイトルの続編となります。

はじめに「畑を借りる」とは言ってもそんなに簡単ではなく、今も試行錯誤の真っ最中。

そんな中、今回は本格的なスタートに向けてフィルムを貼り、トラクターを購入した話しを記事にしたいと思います。

※前回の記事はこちらです

フィルムの撤去

まずは新たに貼るフィルム(ビニールのこと)の手配からスタート!

サイズを測ってJAに発注し、同時進行でフィルムの撤去という手順で進めました。

併せて草対策でトラクターを購入する予定があり、運の良いことに、その購入先の方からフィルムがタダで貰えることに。

なので発注したフィルムは一旦キャンセル、下準備でまずは既存の劣化したフィルムを撤去することにしました。

※そのときのツイートがこちら

これ、やってみて痛感したのがとにかくビニールハウスの台風対策がしっかりされており、目に見えない工夫と周りへの配慮を感じました。

なので簡単に撤去できるわけがなく、杭に絡ませてあるバンドを取っていくだけでも中々大変。

そんなこんなで、妻と二人で何とか撤去は終えるのですが二人とも作業後「これ貼るの思ってたより大変かも、、」と、ちょっと苦笑いでした。

フィルムの貼り直し

まず誤算だったのが、タダで貰えるフィルムのサイズが足りないことが作業前日に判明したこと。

幅も長さも足りない。。

でも手伝ってくれる人達の予定もあるので、作業日は今更変えれない。悩んだ末、とりあえず貼るだけ貼ってみることとなりました。

想定した通り横はガラ空き、長さは3分の1程足りない。(フィルムを貼る作業を記事にしたかったのですが、中々の大作業で写真を撮る余裕がありませんでしたので作業過程は飛ばします)

完成した後はこんな感じ。

手前側の天井と横一面が空いています

半端感は拭えませんが、まあ飛ばされなければ良いかな?と台風対策は徹底し、当面はこのままやってみることにしました。

トラクターデビュー

念願のトラクター!!

息子を乗せて走る嫁の絵 笑

正直、これないと畑の維持は無理。

草刈りはほんっっっとに大変で、このビニールハウスの10分の1ぐらいの広さでも正直維持は難しいと思います。

このトラクターは、たまたま譲っていただいたMITSUBISHI製の物で、まだまだしっかり働いてくれそう。それに良い味出してる。

しばらくは練習の日々となりそうですが、これさえ使えれば畑の維持はぐっと楽になりそうです。

今後の畑計画 今回植えたのは? 

さて、条件も揃ったところで、次は「どこに何を植えるか?」です。

まずは大まかに割り振りを考えました。

フィルムが足りなかった場所に
ルバーブ、ネギ、レタス。
種の寿命がそろそろだったので慌てて植えることに

フィルムが貼ってある場所にはホーリーバジル、春菊、ネギ。手前側は水やりが必要だけど、ホーリーバジルは多分水やりしなくても大丈夫かな。

全くもってまとまりがないけど、正直実験のような感覚です。(農家の皆さん、笑わないで)

一応土作りはしっかりやってて、石灰、堆肥は混ぜたので、、 後はどのぐらい芽が出るか。

それと大事なポイントは、F1種(種が取れない)ではなく固定種を選ぶこと。そして無農薬。

この条件を徹底し、色々試そうと思ってます。

まとめ 作業を通して考えたこと

まずここに至るまで相当大変だったのが「人付き合い」です。「後はご勝手に」とはいかず、やっぱり借りる方への気遣いは現在進行形で相当必要。

まずは、それができるかどうかが私みたいな会社員が「農業という壁」を突破できるか否かに繋がる気がします。

そして、一言に農業をやると言ったところで農業の知識、身体の動かし方、自然をよむ力、何もかもが足りません。

それについては自己流でいくとかなり遠回り、というかおそらく辿り着けません。もうはっきり言って、根本が違う。

定時に起きて定時に帰ってくるという会社員のリズムでは、できることは限定される。

そう、基本的に農業は自然に合わせて動く必要があり「この時間からこの時間にかけて農業をやろう」ではできないんですね。

そして、それこそが「人間らしく生きているか否か」に大きく影響していると思えます。

長年会社員やってきて思うんですけど、何ていうかバランスを崩している人が多い。

暴飲暴食で体型が崩れている。不倫して家庭内が冷え切っている。人の悪口ばかり言う。マウントばかり取る。鬱になる。

はっきり言って、そんな人が異常に多い。

農業をしている人が必ずしも健全とは言えないかもしれませんが、でも人間らしく生きている人が多いと感じます。

私はまだ会社員ですが「もうそろそろいいかな?」と最後の見極めをしているところです。そこも一度抜けたらもう戻れないので、味わい尽くす必要もあるのかな?と。

今が永遠に続くと考えるのは愚か者の考え方で、まもなく日本は激動の渦に飲み込まれる。

そのとき、身を守るための基本が農業。そう思って私も挑戦を始めました。

家族が食べれる分だけでも農作物を作る。

それが私の目標。

そして、すぐには無理でも、もっと人間らしく生きていきたい。

まだ会社という檻の中だけど必ずここを脱獄する。

必ず世界は劇的に変わる。そしてしばらくは「一家族一畑」の社会が続く。私はそれについて確信をもっていますので、これからも挑戦したことをシェアしていきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の旅でお会いしましょう!

ワードプレスでもブログ書いてます。良かったら覗いてみて下さい!

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,895件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?