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夜と一人の時間
休み前の夜更かしの時間が好きだ。
私の定番は休み前に映画を見ることで、特に見る映画を決めずに気分で選ぶことにしている。
何てことない時間だが、この時間が心地良くて毎週楽しみだ。
翌朝気怠いのも、これまた心地良い。
今回の旅のテーマは「一人の時間」
今の混沌とした世の中だからこそ、大切にすべき時間だと思ってこのテーマを選んでみた。
日曜日の気怠い朝、これまた気分で書いてみます。
夜は心地良い
夜が好きだ。
誰にも邪魔されない。
静寂、闇は心が落ち着く。
灯りを抑えて、アロマとパロサント(甘い香りがする香木)を焚けば自分の空間が出来上がる。
ちょっと薄暗い中、物思いに耽ると、意外な自分の気持ちに気づくことがある。
どんなに時間がなくてもこの時間は取るように意識してて、休み前はとりわけ多く取る。
リセットの時間。
これがないと、自分の意思に反して人生が勝手に進むような気がしてしまう。
私達は情報過多の世界を生きている。
そしてその情報は、必ず「誰かの意図」が入っている。
だから日々くっついてくるそれらを、リセットする自分の時間が必要と思う。
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創造は夜生まれる
中学、高校ぐらいの時期、友達と夜遊びするのが楽しくて仕方なかった。
夜釣りに行ったり、友達の家で語り合ったり、深夜徘徊してたまに警察に遭遇したり、そんなの含めて非日常が楽しかった。
大人になると飲みに行ったり、ドライブしたり、デートしたりと変化するが、これまた非日常で面白い。
昼間には味わえない時間だからこそ、昼間とは違う想像力が発揮できる。
それが意外と仕事なんかにも繋がることがある。
仕事を順調に回している人は共通して、色々な意味で夜遊びが上手な気がする。
私は夜遊びは苦手な方だが、一人時間の取り方は多分上手。
人生が辛くて仕方ないときも、常にそれと共に乗り越えてきた。
これからも変わらず、何歳になっても夜ゴソゴソしていると思う。
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情報過多と洗脳された人々
10代の頃、東京に引っ越して、まず最初に満員電車にびっくりした。満員どころのレベルじゃなく、あれは「満杯」だと思う。
そして結構電車が停まる。人身事故が頻発に起こるし、それに一人言を言っている人にもよく遭遇する。
一人言どころか、終始「一人裁判」している人に遭遇したこともあり、田舎者の私は「東京って怖いわ」って心底思ったものだ。笑
ただ移動するだけでも情報が多く、日々尋常じゃなく疲れてたのを覚えている。
それって「情報過多」が原因だったと思う。
結局東京には長く住まず、地元で生きていくことを選択したわけだが、それにしたって今の情報量は東京に住んでいたときよりも遙かに膨大だ。
ほぼ毎日センセーショナルな情報が受動的に入ってくるし、SNSを積極的にしていれば、更にそれが倍増する。
インターネットが「ADSL」だった頃はかわいいもんで、本当に今の情報量は凄まじい。
一日で今までの常識がひっくり返るし、人生が最も簡単に変わってしまう。
それが将来、吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知るだが、少なくとも人間らしさが失われる気はする。
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まとめ 一人の時間は引き算
今の社会はただ生きてるだけで毒に侵される。
近年、それらを総合して「社会毒」とし、なるべくそれらを受けないようなライフスタイルを取る人も増えてきている。
ワークライフバランス、田舎移住、二拠点生活、ノマド生活、断捨離、いわゆる「持たない生活」「引き算の人生」がトレンドだ。
それらだって意図されたものかもしれないが、それでも私達の意識が変わってきているのは間違いない。
この世界は「世にも奇妙な物語」よりずっと奇妙だと思う。
特に2020年のコロナ以降、私はその感覚が強くなっていった。
不可解なことがいきなり常識とされ、それに追従する人が大多数だったことが私には何より奇妙に思えた。
でももう「そんな世界だった」と認識した時点で、これまた「風景」になってしまい、人間の慣れというものには、ただただ驚くばかりだ。
しかし風景とは言え、私達は確実に日々毒に侵されている。
あまりに膨大な毒が絡み付き、多くの人は自分の感情、心が闇に沈んでしまっている。
そのままでいいのか?明日死んでも後悔はない?
自信をもって「いつでも死ねます。私は自分の人生を100%生き抜きました。」そう言い切れる人には言うことはない。
でも、自分の感情が隠れていること、そのことに気付いたなら、やっぱり取り戻していく必要がある。
その為の「一人の時間」
闇をもって闇を制す
闇に隠れて、闇から脱出する機会を伺う。
混沌とした奇妙な世界も、自分の世界を確立できれば本当の意味で風景になりそうだ。
一人の時間、大切にしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の旅でお会いしましょう。
今週のスタエフです。今の日本を俯瞰してお話ししてみました↓↓
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