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子どもの情報活用法「進化型学級に向けて」

みなさん、子どもの情報収集はどうやって行っていますか?

今回は、誰でも短時間でできて、子どもの変容を促すことにつながる情報活用法について書いていきたいと思います。

今回オススメしたい方法は、

1週間サイクルで、子どもへの支援を見直していくというものです。

ゆっくりのんびり考えるのではなく、自分の頭に入っていることをベースにさささっと考えていきます。

0秒思考の手法を活用していきます。


1児童1分ほどで、その子へどう支援したいかを紙に書き出していきます。

そして、児童数÷5を基本に、35人学級でしたら、一日約7人ずつ、整理していきます。

するとちょうど一週間で一人の子について考えることができます。

これだけです。

一人一分という短い時間ですが、一週間で一回この取り組みをすることで、全員に対して、指導や支援が何もしないというよりかなり明確になり、教師の動きや声かけが変わります。

情報活用

気になる子への支援については、時間をかけて考えられることが多いですが、その他の多くの子への支援については、あまり考えられるということが少ないように思います。

どの子へも、ねらいをもって接していけるようにするためにも、一人ひとりへの支援や指導の対策を考えることは大切だと私は思っています。

かといって、時間も満足にあるわけではありません。

ですので、この1人1分を週一回のペースで行うという活動は、無理なく続けられてかつ、効果的と言えると思います。

1人1分ですから、3~4つくらいの指導や支援のポイントを考えることが目安になります。

もともと何十個もねらいをもち、それを頭にいれて接していくということはかなり難しいと思います。

ですから3~4つくらいのことを頭に入れながら接していくくらいがちょうどいいとやっていて思います。

毎週その支援をアップデートしていく機会があるので、子どもの最新の情報や成長にあわせて、その3~4つの指導や支援を調整していきましょう。

そうすると毎週新しい状態で、子どもと接していくことができます。

子どもは日々成長していきます。そのため、

支援や指導のポイントをそれに合わせて調整していけることは、成長を促すために、子どもの情報を活用する上で、とても大切だと私は思います。

そして、子どもが自分自身で進化、成長していけるように、適切に支援するためには、指導や支援の随時更新は非常に重要となります。

これは、その気になれば、1日10分もかからずにできる取組です。

子どもたちによりよい支援をするために勤務の時間を10分割いてみてください。

まずは、1週間続けるだけでも、かなり効果がみられると思います。

ぜひ、お試しください。

今回もお読みいただきありがとうございました。



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