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【年次研修】を効率よく行う

今回は、年次研修について書きたいと思います。

初任者研修や2年次研修、5年次研修やら10年次研修等、自治体によって、年次研修は様々だと思いますが、どれも書類の作成のために文書を読んだり、作成のために時間をたくさん割かなくてはいけないところがネックだと私は思っています。

そもそも年次研修のコンセプトはなんなのでしょうか。

おそらく、多くの場合は、教師としての指導力の向上や職場で活躍する力をつけること等ではないかと思います。

年次研修を効率よく

書類の作成をすることは、そのコンセプトの達成にあまり役立たないと私は考えています。

ですので、この記事ではみなさんに

「過去のデータ等を活用して、書類の作成に割く時間は最小限に抑えましょう」

ということを伝えたいです。

上に書いた通り、書類の作成は、指導力の向上や職場で活躍する力をつけることにあまり繋がらないと私は思います。

ですから、提出書類の作成等、あまり生産的でないことは、過去のデータ等を活用してサクッと終わらせてしまいましょう。

期限があるものについては、とりわけすぐに取りかかって、すぐに送ってしまいましょう。

不備がないようにチェックしたり、過去の物との相違点を探したりするくらいは、書類作成の段階で、さっさとやってしまって、早め早めに取り組むことをオススメします。

提出資料を早めに処理する癖をつけておくとその他の校務でも仕事が早くなりますので、これは、コンセプトに沿った行為だと私は思います。

過去のデータが職場内で手に入りにくい場合は、同僚に頼んで、資料を共有してくれる人を探しましょう。一から作るより全然早いですし、人脈もできます。

何より、過去の物を上手く活用するということは、効率よく業務を行う上で、不可欠な行動です。

それを実践することは、これまたコンセプトに沿った行為なのではないかと思います。

このように、過去のデータを活用して、効率よく提出書類等を揃えた分、浮いた時間で、研究授業の案を練ったり、同僚に授業の相談をしたり、教材のことを聞いたりして、生産的なことをするのが良いと思います。

私は、年次研修の手を抜きましょうということを言っているのではなく、書類の作成等、コンセプトにそぐわないことは、効率よく行うのが良いと考えています。

ですから、「これは一から作ったらきっと2時間くらいかかっていただろうな」と思うようであれば、浮いた分の2時間は、「次の研究授業の教材研究をこの分行おう」などと考えて活用していくようにしたいものだと思っています。

私自身、結構意志が弱いところがあるので、自分でデータを共有させてもらった人などに、
「おかげさまで2時間ぐらい時間が浮きました。ありがとうございます。この分、教材研究します。」等と

お礼と合わせてやることを宣言してしまいます。

要は、後に引けない?状態を自分であえて作って自分をコントロールしている感じです。

人によってこの辺は立ち振る舞いが変わると思いますが、資料を共有してくれた人には、必ずお礼を忘れずにしましょう。

そして、私のように、自分の意志力に不安のある方は、宣言しておくことをオススメします。

以上、年次研修を効率よく行うについての記事でした。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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