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ホーチミンで宿探し!深夜に案内されたその部屋は!?

こんにちは、Hatです!

今回も『ベトナム』のホーチミンに初めて行った時の話です。そんなに治安を気にしなくても良いはずが、まんまと大金を払うはめになってしまった前回の『深夜のホーチミン、ATMに連れて行かれて脅された話』

そのあと、街に到着してからの話です。

みなさんも気を付けてください!


やっと泊まれる宿を見つけたが、実は女性専用の部屋だった

ATMで大金を渡してご機嫌のドライバーはちゃんと指定した場所で降ろしてくれました。

ホーチミンの市街中心部、飲食店やホテルが多いエリアです。

ここで一軒一軒、泊まれる部屋があるかどうか尋ね歩きます。

すでに深夜2時を過ぎています。

この時間でも飲み屋さんはどこも賑わっていて、酔っ払いのテンションがちょっと近寄りがたかったです。なるべく目を合わせないようにホテル探し。

10軒ほど訪ねまわってやっと所持金の$8で泊まれるホテルを発見!

どうやら朝食も付いているらしい、お得です。

軽くその場で説明を受けて、お部屋へ案内される。

部屋のドアを開けると中は当然消灯されていて真っ暗。

ドアを空けたときの光で中の様子がちょっと見えたのですが、どうやら2段ベッドがいくつかある相部屋です。

この値段なら当然なのですが。

2段ベッドで寝ている人が女性っぽい気が、、、

音を立てないよう中に入り空いているベッドに腰をおろして、、

ふと隣を見ると

やはり女性?

この部屋は男女一緒のお部屋なのか?

いや、見た感じ寝ている人はほとんど女性だな…。

ということで、ちょっと嫌な感じがしたのでなるべく朝早く部屋から出ようと眠りにつきました。

睡眠時間は3時間ぐらい、まだ他の人が寝ている中、ササっとシャワーを浴びて朝食を食べて部屋をあとに…。

部屋を出るときに、やはり女性しか寝ていない!!

部屋を出るときに自分ともう一人男性がいたのがわかりました。

ヨーロピアンでガタイのいいバックパッカーの彼は部屋をあちこち歩きまわっていました。笑

すでに部屋の中は明るく、はっきりと他の二段ベッドに女性達がびっしりと寝ているのがわかります。

何人かは目覚めていて、さぞ驚きを隠せなかったことでしょう。

まだ夢なのか?と思っていた人もいたと思います。

なにせ、女性専用の部屋に宿泊したはずなのに、見知らぬ男が2人もいるんですから…。

朝からフロントでケンカが始まった

そそくさと僕はフロントへ降り、決して広くないロビーでWi-Fiに接続。ホーチミンのどこへ行こうか調べていました。

1時間ぐらい経っただろうか、なにやら言い争いが聞こえてきてそっちに注意が集まり…。

なんとフロントの男性従業員とお客さんの女性が言い争いをしているではないか!

英語で早口でまくしたてる女性。

僕は1ヶ月半の留学帰りだったのでまだまだリスニング力は弱く、何を言ってるのかあまりわからず…。

しばらくすると女性が引き返していきました。

朝から物騒だなぁ、なんて、これが初ベトナムの洗礼かと感じました。

すると数分後に先ほどのケンカ女性がロビーに現れたので、英語の練習にもなると思い声をかけてみました。

「すみません、さっき何があったんですか?」

すると彼女は「日本人ですよ」と言うので、僕が日本人丸出しだったのか、恥ずかしくも「あ、日本人なんですね。笑」とその後は日本語で事情を聞けました。

女性専用部屋に男性を泊めた理由

先ほどのケンカはやはり彼女のクレームでした。

『女性専用の部屋になんで男がいるんだよっ!!』

という至極まっとうな主張です。

これは怒るのもわかります。

それで先ほど英語でまくしたてていたわけですね。

それに対してフロントの男性の返答はというと

「君は男が嫌いなのか?」

笑。

彼女もこれには言葉が出なかったそうです。

その後も、そういうことじゃない!という主張をしたそうですが、話が噛み合わずあきらめたというわけでした。

ベトナム人、なかなかやりますね。笑

今でこそ僕はベトナム大好きですが、この当時のイメージは最低です。笑

そんなこんなで、この彼女とホーチミン観光をすることに。

なんと僕と同じく、フィリピン留学後にベトナム入りしたという、奇遇な出会いでした。

彼女はこれから世界一周をするという、とてもエネルギッシュな女性でした。

まだまだ先が長いのに、そのエネルギーを初日の朝に消費してしまったのはとても残念ですが…。

1日ホーチミンを観光したあと、彼女は何泊かホーチミンに滞在し、夜中12時に僕は『アンコールワット』のあるカンボジア・シェムリアップ行のバスに乗り込み、ここでお別れでした。

女性専用の部屋で寝てしまいすみませんでした!(不可抗力です。)

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