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腰痛、そして術側の腕肩に痛み

前回記事「コワさを忘れず気にしない勇気1」からすぐ「2」を書き始める予定でした。「上半身をどのように鍛えていけばいいか?私のやり方」的な感じで、書くつもりです。が、その前に。

「ある朝、痛みが、突然に」やってきました

まずは腰痛です。私、肥満ではあるんですが、腰痛とは無縁でした。フルマラソンを走った時も腰痛は無かったし、足を痛めるなんてこともありませんでした。が、何年か前からたまに足が痛かったり、腰痛まではないけどなんだかいつもと違うなあ、、?という不具合が起き始めていました。その都度、近所のゴッドハンド整骨院へ駆け込み寺のように行くと、痛みはすぐ引き、いつものように動けました。

今回の乳がん手術後「とにかく痩せること」を課せられたこともあり、とにかくウォーキング(参照→「歩くということ」)しました。体調と体重が整いやすくなっていて、語弊があるかもしれませんが、以前よりも調子良いのでは、、?というほどでした。この調子だと、もうあちこち痛むこともなさそうだ、くらいには調子が良かったわけです。ソレもあり「もっと運動してみよう」という気持ちも起こり、上半身を鍛えようというnoteを書いたところだったのが前回。

そんな、ある朝、突然に。「あれ?腰が痛い。。。?」しかも、今までの腰痛とは種類が違いました。そもそも場所が違う。今まで痛みが出たポイントは「きっとこれが原因だろう」というのがあったんです。それは姿勢だったり、仕事によるちょっと無理めの姿勢で起こるので、そこに気をつければ改善されました(場所は左、お尻、凹み部分)。が今回の始まりは「右側、前」。え?前ってどういうこと?と思いました。前部分の触ると骨が当たる部分。初めての痛みでした。

すぐに整骨院へ行って、今までと違うことを説明。私は「なぜこの場所に痛みが来るんですか?」と訊きました。先生は冷静な表情で「上体の横揺れが通常より大きいと、それを止めようとするチカラが働きます。右の腰でその重力を受け止めてるんでしょうね」と答えました。なあるほど!私は、間違いなく片方の胸がありません。でもあまり気にせず居ました。詰め物もしてませんし。正直、術前に思っていた以上に、バランスの悪さも感じなかったし、肩こりもありませんでした。きっと「運動してるからだな!」と思ってたんです。でも先生のそのコタエを聞いたら「要は気にしなさすぎて、歩くときに上半身が横揺れしていたことに気づいてなかったのか」と判りました。

そこで、ウォーキングの時は、下っ腹にちゃんと力を入れて、上半身が横揺れしないように内転筋に力を入れて(意識して)歩くように心がけました。すると数日後、前部分の痛みは消えました。

そしてまた、ある朝、突然に

消えたなあと思っていた頃に、今度は左側の腰(少し後ろ。今までとは違う部分)が痛み始めました。うーむ、こりゃあどうしたもんか???痛いと、動きが鈍る、というかもう動きたくなくなりますから本当に厄介です。

整骨院へ行きました。

「またいつもと違う、抜けるような痛みなんですよね」と言うと、先生はいつもの冷静な表情で「どっちを下にしたらいけないんでしたっけ?」と訊いてきました。私は「右側です(術側)」というと先生は「あぁ」と返事しました。

「リンパ浮腫に気をつけないといけない」と言う心情が行動に現れて「左を下にする(左に重がかかる)」ことが習慣化していたことが原因でした。(リンパ浮腫についてはこちら→「一生つきあっていくこと」)

例えば寝る時→左を向いて寝ます。あと、自然な寝返りで右を下にしてしまわないように、右側には抱き枕などで土手を作って横になっているんですが、ソレも地味に負荷をかけていたようです。そんなわけで、なるべくまっすぐ寝るように心がけました。

またまた痛みは、突然に

そしたら今度は、朝起きた時に、右腕右肩が痛み始めました。さすがにこれはビビりました。リンパ浮腫対応。気にはし過ぎずとも注意はしてました。なのに、指が太い気がする?あれ?上腕が太い気がする、、???慌ててサイズを測りました。鏡を見ながら比べてみましたら、ありゃ、右腕が太いぞ?と、もうプチパニックです。だって、右の筋肉が落ちてたせいで、左の方が太くなってきたなあ?と感じていたから。右が太い?え?まずくない???

乳腺科の先生に連絡して、少し冷静になりました。そして言われたのは「とにかく痩せましょう」。ですよね。リンパを圧迫しやすいですからね、脂肪の存在が。そして、右腕のリンパマッサージをしました。すると少し細くなって痛みも軽減。肩こりや、腕のこりに対して、指圧が出来ないと言うのがリンパ浮腫予防の問題点のひとつ。肩凝ったなあと思うと、自然と、腕の三里のツボ押したりしませんか?あれもグリグリ押すのは良くないんです。腕を撫でるように、順番にリンパ流しをして行くことで、どんどん冷静になりました。

まだ、腰も、腕も、肩も、痛みはありますが、結局自分の生活の中でうまく付き合っていかないといけないんだよなあ、と。時にはウンザリもしますがソレでも私は元気だ、健康なんだ、生きているんだ、って思います。


最近、同級生の妹さんが乳がんで亡くなったと聞きました。付き合いはなかったんですが、いろんなことを考えました。あと、先日寄った天文館の洋服屋さんが「最近、うちのお客様が乳がんで亡くなって。。」と話してくれました。時期も、その同級生の妹さんと同じ頃。別の人です。改めて、乳がんの身近さと多さを実感。その洋服屋さんが「こないだまで、ここで話していた人が乳がんで死ぬなんて、嫌です!」って。そして「さくらさん、死なないでくださいね」って。言うんです。なんとも言えない気持ちになりました。


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