竹富島の水牛車(日本)

画像1 ある時期、沖縄の離島通いをしていた。石垣島から船で行く竹富島は、島人たちが大資本による開発を制限したため、昔ながらの景観が残っている。観光客に人気があるのは、水牛車。水牛はゆっくり歩くから、赤瓦屋根の家や珊瑚石の石垣を眺めながら、ガイドによる島の歴史や風景の説明を聴く。水牛の皮膚には汗腺がない。汗をかけないから、車を引いている30分ほどのあいだ、バケツで何度も水をかけてもらっている。重い車を引いて歩くのは、さぞ暑いだろう。気楽に乗って申し訳ないような気持ちになりながら、カメラを向けた。

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