マガジンのカバー画像

心に残るnote作品集

69
エッセイや日記、写真、漫画など、出会えてよかった、素敵なnoteを集めてみました。さまざまなジャンルのクリエイターの皆さんに感謝をこめて。マガジンをつくる前に読んだ素敵な作品もた…
運営しているクリエイター

#編集者

出版社の編集者が実名でSNSをやることは「リスク」なのか?

 ぼくは、これからの出版を盛り上げるうえで、編集者がWEB上で存在感を示し、力をつけておくことはプラスである、と考えています。よって、ツイッターやnoteに力を入れ始めています。  しかし、意外にも出版社の編集者でツイッターなどに力を入れている人は多くありません。それはなぜなのでしょうか? いくつか理由が考えられます。 ①「編集者は黒子であれ」と言われているから  前も言いましたが、出版の世界には「編集者黒子論」というものがあります。(誰が言い出したのか、どれくらい広ま

「君みたいな人間は、東京に行って潰されてきたらいい」と言われた日。19歳の挫折と誓い

中学2年の時から、コピーライターになりたいと思っていた。 コピー1行100万円。 そんなマスコミの触れ込みにすっかり魅せられた僕は、将来の道を14歳で定め、すこし背伸びをしながらいくつかの広告雑誌に目を通してもいた。 大学に入学したのも、コピーライターになるのに有利だと聞いたからで、正直なところ、入れる大学があればどこでもよかった。 そして大学1年の5月から、宣伝会議が主宰するコピーライター養成講座に通い始めたのだった。 周りの受講生はみな大学3、4年生か、社会人。