日光街道往復歩き旅を振り返ろう~装備編~

13日間をかけておこなった『日光街道往復歩き旅するよ。』
帰宅して、記憶がまだ残っている内にその想いを書いた。
のですが、その時には書けなかった事柄が多くあり、自分の記録として残したいという想いから、もう少し詳細に「計画編」と「装備編」の2つの記事を書くことにしました。今回はその「装備編」です。

まずは靴。13日間も歩くので一番重要。
2018年の日光街道歩き旅に始まり、これまでのほとんどの歩き旅で共にしてきた『ノースフェイスエンデュラスハイクミッド』
今回もこの相棒と共に…と思ったのですが、無茶な旅路ですり減った靴底。防水性の低下などなど、さすがにお疲れ気味。今までありがとう。
(晴れの日はたまに履いてお出掛けしています)

と、いう訳で新しい靴探し。
アウトドアショップへ行き、自分にあった靴を店員さんと一緒に探しました。
「東京から日光まで歩いていくのですが」と、最初から伝えることが大切。
「行程の大半は舗装路なので、靴底は硬い方が良いかも」などなど、店舗・店員さんによって当然異なる意見なので、自分の感覚でこれだ!というのをちょいちょいと摘まみながら集めていく…そんな感じです。
自分の場合は休日になればお店へ行き、1ヶ月ほどかけて靴選びをしました。ただ、いくお店や靴の種類が多くなるほどに「な、なにが正解なんだ…」悩んでしまいました笑。

そして買ったのが『ノースフェイスクレストンミッド』
今まで一緒に旅をしてきた相棒の後継モデル。(だと思うのですが)

価格、脱ぎやすさや堅牢性を含め、候補の靴を何足かに絞りましたが、やはり一番最初に買った登山靴メーカーであるという思い入れ(感覚)が決め手でした。履いた時の感覚、歩いたときの感触、同じ靴ではないけれど、相棒と同じ感覚にとても近い。
新鮮味はありませんが「あぁこの感覚だ」という安心感。

ミドルカットなので安定性も抜群。日光街道は多くが舗装路なので山道のような足場が悪い箇所というのはあまりないのですが、しっかりと固定されており、街中のちょっとした段差など道中挫くこともなく無事に歩くことが来ました。

また、重要な防水性。
有名な素材なのはゴアテックスですが、こちらは「フューチャーライト」という防水素材を使用。
雨の日はもちろん、1日大雨の中を歩きましたが、靴下がびしょ濡れになることは1度もなかったです。
宿にて靴を脱いで爪先が濡れていたんだと分かる程度で、道中において不快になる事は全くなく防水性もバッチリでした。

カラーも変えずに相棒と同じ。
主人公が機体を乗り換える時のあの気持ちがわかった気がする。


次にザック。こちらも靴同様、非常に重要。
これまでカリマーリッジ30というザックで旅を共にしてきました。(写真左)
30リッターなのでそれなりに入る…と思いきや、必須のレインウェアをはじめ、カメラと周辺機器を入れると余裕が無くなってしまう。加えて、道中に寄った博物館などで購入した図録やグッズなども考慮すると自分の歩き旅では30リッターでは少し不足ではないかと感じていました。
(図録などお酒は買って郵送で送るという手段もあるのですが、道中で買ったもの達と共に帰りたいという想いがあるので…笑)

そうした想いと、今後テントを買っての登山やキャンプもしたいなぁという憧れを考慮して、買いました『カリマークーガー75-95』(写真右)

あれ?30リッターってこんな小さいのと思えてしまう程、
その大きさが良く分かります。

登山靴同様、こちらも何軒かお店を巡り他社のザックを背負いましたが、
初めて買ったザックがカリマーということで、同じメーカーにしました。
最近の傾向としては荷物もザックも軽量化が流行りのようですが、ザックに関してはこのカリマーの堅牢な造りが自分にとても合っています。

背負いやすさ、堅牢性、そして大容量のクーガー。
気になる「75-95」の表記。これはメインは75 リッターだけど、あらゆるポケットを駆使すれば95リッターまで背負えるよという事です。
30リッターでは厳しかったカメラとその周辺機器も余裕で入ります。
「あのレンズも持ってくればなぁ」「図録買っておけば良かったかなぁ」といった悩みが解決しました。この大容量がもたらす精神的安心感!
とはいえ、大容量ゆえにどんどん荷物を入れたくなってしまい結果重くなるというデメリットもあるのですが、これは経験を積んで取捨選択の判断を身に付けていきたいと思います。

フック式のフロントポケット
出し入れが容易なのでレインウエア上下をここに収納していました。
大容量のクーガーを信じて、
その土地でしか買えないものを買っていくスタイル

さてさて最後になりますが、あの場面ですごく助かった!あれが無ければ苦労していただろう…などなど、靴、ザックだけではなく色んな装備によって助けられ、無事に帰ってくることができました。
装備に関して書きたいことが沢山ありすぎるので、この辺りでおしまいにします笑。