見出し画像

とうほくとわたし (いち)

「生まれも育ちも大阪ですが、東北が大好きです。東北が好きすぎて関西でももっと東北が身近に感じられたらなぁと思い、東北旅のことを紹介したフリーペーパーを作ったり、関西でも芋煮を広めたいと思い『関西でも芋煮会』を開催しています。こけしが大好きで集めています。」

約1年半程前から、自己紹介ではこうやっておはなしさせていただいています。

すると、必ずと言っていいほど
「東北を好きになったきっかけは?」
「東北のどこが好きなの?」
と、聞いていただけます。

今回は、東北を好きになったきっかけ
「東北との出会い」について
おはなしさせてください。

■伊坂幸太郎さんの小説との出会い
わたしが高校生の時
大好きだった場所は、図書室

本を読むことを好きになったのは中学生の終わり頃で(それまではびっくりするほど本を読まない期間があった)、好きになってからは本当にたくさん本を読むようになりました。
そもそも、高校の図書室にいる司書さんがわたしは大好きで、その方と本のこと、もちろんそれ以外のことについても、おはなしすることが、高校生活の楽しみのひとつでした。

伊坂幸太郎さんの作品との出会いも
高校の図書室でした。

『重力ピエロ』

わたしがはじめて読んだ
伊坂幸太郎さんの小説です。

この一冊でわたしはすっかり伊坂幸太郎さんの作品の虜になり、図書室の伊坂さんの小説を読みふける日々が始まったのです。

新刊が出ると聞くとすぐ図書室へ
多分、わたしが在校していた当時の高校の伊坂さんの小説はだいたいわたしが1番で読んでたんじゃないかな。

ご存知の方も多いかと思いますが、伊坂幸太郎さんは、宮城県仙台市在住で、仙台を舞台にした小説も書かれています。

どんどんと手に取る伊坂さんの小説たち
その舞台はだいたい仙台

気がつくと、小説に描かれている仙台の街並みを、実際に足を運んでわたしも見てみたいと思うようになったのです。

だけど、高校生のわたしには一人で旅行する勇気もお金もありません。
「仙台伊坂さん旅」への希望はどんどん膨らむばかり…

■大学のクラスメイトとの出会い
大学に入学してからも高校の時のようにクラスがあり、そこで出会ったクラスメイトのひとりの出身が…

なんと!
宮城県だったのです。

そう、わたしの憧れの地
仙台がある宮城県です。

その友だちの帰省にあわせて、わたしも宮城に遊びに行きたい、友だちに何度も何度もお願いしていたような記憶があります。

大学生の間も伊坂さんの小説をたくさん読み、気づけば全ての作品を読み終えて、いつも最新刊を楽しみに待っていました。
(これは今でもそうで、いつも初版本を買うと決めています。)
もちろん、その間にも仙台に行きたい気持ちは膨らむばかり。

月日は流れて
2010年、大学3回生の夏

人生初のひとり旅
行き先は初めての東北

わたしの憧れの地への
そしてひとり旅にはまるきっかけとなる
最高の6日間の旅が始まったのです。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?