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運動神経はうまれつきのものではない

NHKの人気TV番組「チコちゃんに叱られる」で、とても興味深い話を聞きました。

それは「運動神経は生まれつきのものではない!」ということです。
「ん?運動神経ってある程度、天性のもので、才能がない者がどんなに頑張っても一流にはなれないんじゃないの?」私はそう思っていました。

チコちゃん曰く「運動神経が良い」とは、天性のものではなく次の2つが要因なのだそうです。

・成功体験
・繰り返し反復練習

私たちが天才と思っていた柔道の田村亮子さん、水泳の北島康介さん、体操の内村航平さんのインタビュー映像が流れたのですが、確かにみなさん一様に「繰り返し反復練習」の結果だと仰っていました。
ただ、がむしゃらに繰りかえすだけではだめで「成功体験」が大事のようです。

これを聞いて私は「成功体験」をイメージすることによってメンタル的にも反復練習を続けることができるんだと思いました。
「今のはうまく行ったぞ!」と感じたり、誰かから褒められたりすると、とても嬉しいですよね。それを追体験したくて繰り返し反復練習をすることが苦ではなくなる。この成功体験がなければやり続けることは苦痛となるでしょう。サッカーのキングカズや本田圭祐さん、ジャンプの葛西紀明さんなどレジェンドと言われている人たちもみなそうなのではないでしょうか。
彼らはいくつになっても嬉々としてスポーツを続けています。

そしてこの話から思ったことは「これは運動神経だけじゃなく、すべてのことに言えるな」ということです。
例えば、あのエジソンも何度も何度も失敗を繰り返しています。それに心折れることなく、実験をやり続けたことにより、発明の天才と言われるようになりました。人間国宝や、匠とか呼ばれている方々も、もともともっていた才能というよりは、繰り返し長きに亘り、鍛錬を続けることができたからそのレベルまで行ったのではないでしょうか。

「あの人は才能があるからいいよね」と人を羨む前に、自分はとことん反復練習をやっているのだろうか?と自分に問いかけるべきなんですね。

成功体験とは、決して誰もが認めるすごい成果でなくても、小さくてもいいから自分の中で「あれっ、今のいい感じじゃない?」とか、「気分がいいぞ」とかそんなレベルでもいいんじゃないかなと思います。その成功体験を見過ごさないで、その気持ちをもっと感じたいと強く思って、繰り返し反復する。それがいつか「才能」と言われるようになるんじゃないでしょうか。

「自分なんてなんの才能もない凡人だし・・・」などとつい思ってしまいがちですが、そもそも天賦の才能なんてものは関係なく、自己のイメージコントロールと反復練習という後天的な部分が重要なんだ、と思うとすごく気持ちが軽くなりました。「継続は力なり」とはよくいったものですね。
超人的な技を魅せてくれるアスリートの姿も、人には見えない反復練習の賜物と思って観ると感激も倍増しますね。
日本人は努力を好む国民だと思います。
一方で「努力は必ず報われるとは限らない。」とも言われます。
しかし努力を愚直にやり続けることによって得られるものは必ずあるように思いました。
あ~なんか救われたような気がします。
よし、がんばろう! 自分がやりたいことを続けよう!
                           2021年7月22日
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