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■「小ウィーン」ザグレブは古き佳き時代の面影を残すレトロでかわいい街

■ザグレブ市内観光

クロアチアの首都ザグレブはかつてハプスブルク家が統治し、古き良きレトロな街並みが今も残っていることから「小ウィーン」と呼ばれることもあります。確かにクロアチア国立劇場は小型のウィーン国立歌劇場という感じですし、聖マルコ教会のモザイク模様の屋根も聖シュテファン寺院と似ている雰囲気があります。歴史的にはソ連時代にユーゴスラヴィアの一部となり、内戦時代に大きな犠牲と被害がありましたが、現在はEUにも加盟して高層ビルの建ち、お洒落なカフェが目立つ平和な街となりました。



ザグレブ観光は半日観光、しかも徒歩で十分まわれます。アドリア海の真珠ドブロブニクやプリトヴィッツェ国立公園という超人気観光地へ行くのが目的でザグレブ観光はおつまみ程度かと思いますが、イェラチッチ広場(共和国広場)、ザグレブ大聖堂、サン・マルコ教会、石の門、トミスラブ王広場などをぐるりと回ればゴシック建築やかわいいショップに出会えて気分が向上します。中には人間関係のもろさをテーマにした「失恋博物館
(Museum of Broken Relationships)」というちょっと気を引く博物館もあり、2018年には東京で移動展示もあったと聞きます。



憧れのドブロブニクまでは片道600㌔(東京-岡山650㌔)なのでどうしても1泊が必要になります。または高価な航空券をお求め戴くことになります。そういうわけでクロアチアは周遊旅行でお楽しみください。一方、ザグレブへは、隣国スロベニアのリュブリアナからは車や鉄道で2時間半程度、または意外なところではハンガリーの首都ブダペストからはバラトン湖沿いに約350㌔ほどなので温泉地ヘーヴィーズあたりで休憩しながら1日で移動できます。やはり中欧は陸路を面で繋げるので景色が変わるのが楽しみです。



90年代の内戦時代は国連事務総長特別代表の明石康さんや日本を代表する指揮者の大野和士さんなどが大変ご苦労をされたようにザグレブは日本人とのゆかりも深い街です。お食事も美味しく、地元産のワインも秀逸です。昨年から通貨がユーロに代わりましたが物価はイタリアなどとほぼ同じで旧東欧の面影はあまりありません。非常に数少ない貴重な日本語ガイドもいるので、予定を合わせて頂ければザグレブやプリトヴィッツェなどをご案内できます。皆様からのご利用をお待ちしています。


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