”伝統野菜”と聞いて、なにか思い浮かべるものはありますか?
NIPPON TABERU TIMES(にっぽんたべるたいむず)でおなじみの生産者さんたちの中にも、伝統野菜を栽培されている生産者さんたちがいます。
青森県青森市 森山知也さん 筒井赤かぶ・笊石かぶ・毛豆・あおもり地ネギ・赤諸赤米
青森県八戸市 水野浩司さん美香さん 糖塚きゅうり
山形県真室川町 佐藤春樹さん 甚五右衛門芋
福島県相馬市 菊地将兵さん 相馬土垂
福島県喜多方市 清水琢さん 御種人蔘
福島県会津若松市 長谷川純一さん 小菊南瓜・余蒔胡瓜
大阪府茨木市 中井大介さん優紀さん 三島独活
兵庫県篠山市 坂口典和さん 丹波黒豆
広島県廿日市 山本悟司さん千内さん 金時草
スーパーで見かけることは少ない伝統野菜。
流通に出回らないのには理由があります。
大量生産が求められるようになった時代において、「揃いが悪い」「手間がかかる」などという理由で、人々は伝統野菜から離れていってしまったのです。
伝統野菜の種は固定種、在来種と呼ばれます。それに対し、普及が拡大しているのがF1種と呼ばれる種子。
固定種はよい作物を選抜して採種し、その種を植えて育てた中からまたよい作物を選抜して採種し……を繰り返すことでその土地の環境に適応して根づいてきた品種であるのに対し、
F1種は異なる形質を持つ親を人為的にかけ合わせてできる、より生育しやすい形質の“子”世代のこと。
一代雑種とも呼ばれるF1種の特徴は、大量に同じ形質の子(種から育つ一代目)を得られることです。
生育時期や大きさ・形が揃う、収量が多い、など時代のニーズに応えるもので、普及はますます拡大していきました。
しかし、それでも彼らが伝統野菜にこだわる理由とは。みなさんはどのような想いで伝統野菜を育てているのでしょうか。
生産者さんたちが持つ伝統野菜にこめる想いは様々です。
命としての種を救うこと、また地域の未来、人の未来のために種に希望をつなぐこと。
一度失われてしまったら、二度と取り戻すことのできない在来種。
大量生産・大量消費の時代に忘れられてしまった価値が伝統野菜には詰まっています。
地域に根差した在来種は、長い時間をかけてその土地に適応してきました。
その特徴が最大限に発揮されれば、必要な農薬や肥料も減るかもしれない、などの希望も感じさせます。
地産地消、スローフードなどの考え方に注目が集まる昨今。
伝統野菜はその地域の文化、アイデンティティとして注目を集めていくことでしょう。
みなさんも伝統野菜のこと、もっと知ってみませんか?
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