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【会社紹介】はじめてのnote

はじめまして!
東京・神保町にある出版社、食べもの通信社と申します。

このたび、noteをはじめることになりました。

今回の投稿は、X(@tabemono104)の中の人が担当しています。
私からは、社内のことや出版物についてのほか、よく聞かれる「編集者の仕事」についてもお伝えできればと思っています。
そのほか、他のスタッフも巻き込んでいくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。むしろ私はXメインでこちらには出てこないかも…。いや、書くこと自体は好きだからちょくちょく出てくるかも…(どっちなんだ)。


食べもの通信社とは

弊社ホームページのトップ画面です

弊社のウェブサイト(食べもの通信公式ホームページ (tabemonotuushin.co.jp)を開いていただくと、こんな画面が出てきます。
そこの左上のタブ「食べもの通信社とは」をクリックしてみると、こんな言葉が出てくるはず。

食べもの通信社の大切にしていること
 月刊『食べもの通信』は、安全な食べものと、日本の食文化に根ざした健全な食生活と平和への願いから出発しました。
 読者とともに学び、暮らし方を問い直し、考えあう雑誌です。

 今、地球の環境破壊が進んでいます。さらに、3.11以降は、未曽有の放射能汚染も続いています。そして、戦火の火種がくすぶり続け、平和な生活が脅かされています。
 かけがえのない命が守られ、健康に生きることは、私たちの権利です。

 私たちは「心と体と社会の健康を高める食生活」を実現するために次の5つの視点を大切にしています。
1.安全性 子どもたちの健康と未来のため、「食」の安全を守っていきます。
2.健康・栄養 自然のリズムに沿った健康的な「食」を求めています。
3.食文化 日本の風土に根ざしたお米を中心とする食文化を大切にしています。
4.食教育 食と「いのち」のつながりを学べる、食教育を実践します。
5.食料自給 平和・環境を大切にし、生産者と消費者が手を結び食料自給を高めることを目指しています。

食べもの通信社ホームページより

ん???
なんだか難しそう。
そう思われる方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。

一人の書籍編集者として

私は約3年半前まで、別の出版社で書籍編集者として働いていました。そのとき、食べもの通信社の仕事に関わる機会がたくさんあったのですが、いつも思っていたのは「せっかく大切なことを伝えているのに、なんとなーく難しそうに聞こえる」ということ。

その後、縁あって食べもの通信社に転職してきたわけですが、いざ入社しても変わらず「難しそう」という思いでいっぱいでした。ただ、自分の役割は「その難しそうに聞こえるものを、いかに自分ごととしてとらえてもらえるか」ではないかと思いました。「そういう単行本を作っていきたい。それが自分の役割かも」という気持ちになったのです。

そうして編集に携わってきたのが、以下の書籍です(一部ですが…)

自分が担当しているX(@tabemono104)の画像をちゃっかりと

正直、難しいです。本を作るたび、課題を突き付けられて落ち込みます。
「やさしく丁寧に伝えるには、ああいう見せ方で良かったのかな」
「このあたりはもっと深掘りしたら良かったかも」
「あのときの自分の対応は失礼だったかもしれない」
…など、考えれば考えるほど凹みます。

いっぽうで、著者さんをはじめ、本に関わってくださった皆さんとの出会いに恵まれ、気持ちが満たされることもたくさん。「この仕事をしてきて良かったな」と思うこともしばしばです。
凹むことと嬉しいことの繰り返しで、なんとかここまで続けて来られています。この先もこんな感じで頑張っていこうと思います。


まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、最初から飛ばして息切れしても…と思いますので、初回はこの辺にしておきます。


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