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三重県尾鷲市須賀利町 株式会社ゲイト

いつもは農家さんにお伺いさせていただいておりますが、今回は陸をはなれ「海」へ。そうです。漁に行ってまいりました。
今回は、株式会社ゲイトさんが、三重県尾鷲市須賀利町で漁業を行っていらっしゃるので、そこに参加させていただきました!

株式会社ゲイトさんは、東京で飲食店を10店舗展開している企業で、須賀利町の現状を知った段階で、漁業への参入を決めた会社です!!(五月女師匠!いつもお世話になっています!!)

漁は早朝出発のため、前泊です。伊勢中川駅で合流。車で移動です。
道中ひたすら山に向かってい走っていくため、あれ?漁諦めて山菜採りか??なんて思ったほど山を登っていきます。山を登りきり少し坂道を下るとそこには海が広がっていました!三重県はリアス式海岸が続く地形となっているため、山を登り、海が見え、また山を登りの繰り返しのようです。

そんなこんなで須賀利町に到着(道中、ローソンに釣りの餌が売ってあったり、道の駅でコーヒー牛乳飲んだりしたのは割愛)

到着したタイミングはちょうど日が暮れるタイミング。静かな町です。
到着し次第、魚のお刺身を大量に準備してくださっており、それを食します。むむむっ!おいしい!!さすが魚の鮮度が違う!!なんて思いながら食べていると、「はいどうぞー」といって出てきたのは、なんとエビの王様伊勢海老の刺し身!!さすが伊勢!!甘い!!ぷりぷりしている!!なんて感動していると、伊勢海老の殻と魚のあらの味噌汁!!反則級!!伊勢海老の身は刺し身でたべてもぷりぷりしてますが、味噌汁にはいってもその弾力はさらに強みをました感じ!!さらにさらに、その伊勢海老の殻を取り出し、フライパンで焼きます。何するのかな〜。なんて見てると研いだお米にジャボーン!!ジャーに入れちゃったのです。待つこと30分。伊勢海老エキスたっぷりの白米の出来上がり!!うまい!!うますぎる。素材が旨いとまずく作ろうと思っても難しい話!!最高にうまい魚たちでした。ちょっと食レポが長くなりましたが、町自体20時をすぎるとシーンと静まり返り、空を見上げると満天の星空!とても素敵な夜でした。

さてさて翌日5時に集合。漁師の皆様とともに船に乗り込みます。まだあたりは真っ暗闇です。そこからボッボッボッボと船で出発。途中龍神様(神様)にお参りをし、安全祈願。そこから走ること20分。写真の風景が目に飛び込んできました!!陸と違って海ですから周りを遮るものはなにもない。太陽の光と海の力で邪念が全て消し去られます!(邪念しかなかったので心なしか体が軽くなったような気が・・・)そこから少し走ると漁場に到着。

まき網漁なので予め仕掛けた罠を引き上げていきます。カツーン、カツーン、バチャバチャ。長い棒で船をたたき海を叩き魚を追い込んでいきます。
クレーンで網を引き上げ、魚を引き上げていきます。バシャバシャバシャ魚が跳ねる跳ねる!!大物が見つかると船上は大盛り上がり!!ぶり、スマ、サバ、アジ、ヤガラなどなどが引き揚げられます。今日は潮の流れが早かったのか魚は少なめのようです。

取れた魚のうち、活魚のほうが価値があるものは水槽に。そうでないものは氷水に入れ込みます。その中の一匹の首をポキっとおり血抜き。船上でさばいてもらいます。三重県の醤油(かなり甘め)をドバっとかけて手で食します。う、うまい!!うますぎる。周りの環境もあってかめちゃくちゃうまい。白いごはんがほしい、ビールもほしい。などなど。口の中から欲望が広がっていきます。途中、小さな魚は空に投げるとかもめがぴゅんっとかっさらっていきます。リアル食物連鎖。

今日は、朝食を漁師の皆さまとご一緒することはできませんでしたが、とても貴重な経験を積むことができました。この経験を事業に活かさなければ!!!みなさま引き続きよろしくお願いします。

※今日は食レポ系が長かったな。。。

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