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#02 はじめてのトマト料理にチャレンジ

はじめてのトマト料理として、トマトをまるごと煮たトマトの冷やしおでんをつくってみましょう。

🗺 設計図

まずはトマトの冷やしおでんの全体像を確認しましょう。白色の枠は最低限必要な要素、点線の枠は好みでアレンジできる要素です。

点線の枠はこのほかにも様々な選択肢があります。自由に発想してみましょう。

🧂 味付け

だし汁、薄口しょうゆ、みりんを20:1:1の割合を目安にあわせます。だし汁の割合を多くすることで、食材の味が活きる、あっさりした味に仕上がります。

だし汁は、市販のだしパックや顆粒だしを使うと手軽です。大葉やしょうが、みょうがなどの薬味と合わせたり、仕上げにかつお節やとろろ昆布をのせて旨味をプラスするのもおすすめです。

💡 薄口しょうゆを使ってみよう

薄口しょうゆは、通常のしょうゆ(濃口)よりも色が淡く、少し塩分が高いしょうゆです。素材の色や味、香りを活かして仕上げたいときに使われます。おでんは、通常の醤油でもつくることができますが、透き通った色の薄い煮物だしが良く合います。

💡 少量の塩で味を整えよう

薄口しょうゆは、濃い口しょうゆに比べて塩分が高いのが特徴ですが、おでん風の煮物はだし汁の割合が多くあっさりしているため、少量の塩を加えると味が締まります。

🥘 調理のポイント

以下の点を意識してやってみましょう。

💡 トマトの湯むきをしてみよう

トマトをまるごと使う場合は、皮を剥いておくことで味がなじみやすくなります。皮を剥く方法はいろいろありますが、湯にくぐらせて剥く湯むきという方法が簡単です。

へたをくり抜いて、おしりに十字に浅く切り込みを入れておきましょう

皮付きのトマトを熱湯につけると、皮が縮んで剥がれやすくなります。熱湯にくぐらせて、切りこみのふちがめくれてきたら冷水にあげましょう。大きさや硬さにもよりますが、15秒くらいが目安です。

余熱で火が通らないように冷水にあげます

粗熱がとれたら、包丁の刃と親指で剥がれた皮の先端をはさんで、皮をひっぱるとするりとむけます。

💡 冷まして味をなじませてみよう

トマトは煮すぎると煮くずれするので、少なめの煮汁で煮ましょう。途中で煮汁をかけながら煮ると味が染みこみます。
弱火で15分を目安に煮たら、鍋のまま粗熱をとりましょう。ゆっくり温度が下がり、冷ますことで味がしっかりなじみます。

🎥 お手本動画

トマトの冷やしおでん


※ 動画のテロップについて
動画には解説のテロップが挿入されています。歯車のアイコンから、字幕 => 日本語 を選んでご視聴ください

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