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カメラマン、撮り方コンサルタント。 noteではスマホでもカメラでも共通の『写真の撮り…

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カメラマン、撮り方コンサルタント。 noteではスマホでもカメラでも共通の『写真の撮り方』について書いていきます。 夢は誰もが思ったように写真を撮れるようになる本を書くこと。 🦉連載中→ https://iam-iam.jp/category/series/tabe/

最近の記事

私は自分が思っていた以上にダメな人間だった。

夏休みの宿題は8月31日にやる。 そういう人間だってことは重々承知していたが、まさかここまでとは・・・。 今年の3月、私は写真の楽しさをもっと多くの人に伝えたいと思い、5年間勤めた会社を退職した。 伝える、というのを具体的にどうやろうと思っていたかと言うと ・教える ・書く の2つの方法でアプローチをしようと考えていた。 つまり、私は会社を「書く」ために辞めたとも言える。半分は。 なのに、だ。 全然書いてない。 今日は忙しかった。今日は撮影があった。今日は連載の記

    • カメラ怖い!って思う人が知っておくと楽になる3つのこと

      写真の撮り方を教えていると、一眼レフカメラを「得体の知れないもの」的に思っている方が結構います。そういう人が怖がっているポイントを3つにまとめてみたので、もし「一眼レフカメラ」うちにあるけど怖いなーと思っている方は読んでみてください。 分からなくなったら、シャッターボタンでリセット色々な設定をいじっていて、なんだかよく分からなくなっちゃうことってないですか?分からないから電源落としちゃえ!って方結構いらっしゃるんです。 でも、そんな時は落ち着いて軽くシャッターボタンを押して

      • 『写真✕◯◯』って強い

        前職のデザインチームの飲み会に参加した。私はカメラマンだが、当時デザインチームに所属していたので、今回呼んでもらえた。みんな優しい。 そこで、久しぶりにお会いした若いデザイナーさん。お会いした時は新卒だったが、今は頼もしい中堅デザイナーの顔になっていた。 帰り際に見つけて挨拶すると「教えていただいた写真が、今仕事にすごく役立ってます!」と、最近仕事用に撮ったという写真を見せてくれた。 すっごくいい。 前職では、社内でも写真を撮れる人を作ろう!と、デザイナーやディレクタ

        • ちょっとしたことで生活は変わる

          夏の化粧が苦痛だった。洗面所は冷房がなく暑くて、小さな扇風機を設置しても大して涼しくならない。化粧をする横からどんどん汗をかいていく。 これって、化粧する意味あるのかなー? 化粧水じゃなくて汗を塗り込んでない??? それでも仕方なく、扇風機を最大限に回して汗と戦いながら化粧をする。 そんな時に、ある本で、「洗顔の後、化粧台に行くまでに顔が乾燥しないようにスプレー式の化粧水をつけましょう」とあった。 待てよ?もしかして化粧って洗面所でするものではないのか? そういえば、実

        私は自分が思っていた以上にダメな人間だった。

          写真に立体感が出ない?

          料理写真を撮っていると「立体的に盛り付けてるのに、写真で見ると立体感が出ないんです」というお悩みを聞きます。 確かに料理写真を撮る時に立体的に盛るのは大事。でも、ピザだって立体的に撮れてる写真ありますよね?立体的じゃないのに。 立体的に見える写真とそうでない写真。何が違うんでしょうか。 一番大切なのは、どういう光を使っているかってことなんです。 「光ですか?いやー、テーブルの上で撮ってるだけなんで意識したことないですねぇ」という方も多いのでは? 気をつけたいのは光の

          写真に立体感が出ない?

          写真がうまく撮れるようになるために大切な1つのこと

          「なんかうまく撮れないんです」 そう言う生徒さんに、「あなたが撮りたい写真ってどういう写真ですか?」と聞くと、案外明確なイメージを持っていないことが多いです。 「どういう写真を撮りたいのか」イメージを明確にする。 実はこれって写真を思ったように撮るために、とても大事なことなんです。 そこをあいまいにしたまま、どのカメラがいい、どのレンズがいい、やれ露出を理解しよう・・・と言っても、上達の実感って湧かないんですよね。 例えば、私は最初に行った写真学校では、ポートレート

          写真がうまく撮れるようになるために大切な1つのこと

          「奇跡の1枚」を「意図した1枚」に変える撮影テクニック

          「奇跡の1枚が撮れました!」 写真教室をやっているとこのセリフをよく聞きます。 でも、一体「奇跡の1枚」ってなんでしょう? 夏の空にオーロラが出た写真が撮れた? それとも 夜空に虹がかかってた?(もっともハワイでは night rainbow という神秘的な現象があるようですが) いえ、そうではないですよね。 思っていたよりもうまく写真が撮れた!ということを、そう表現してるんだと思います。 そういう写真を見せてもらうと、プロの目で見れば、どうしてその写真がよく撮

          「奇跡の1枚」を「意図した1枚」に変える撮影テクニック

          自分の人生をリスタートさせてくれた『本』というものに恩返しをしたい。

          「象と小枝」という話をご存知でしょうか。インドでは子象が逃げ出さないように、太い木につないでおくのだそうです。子象がどんなに暴れても木はびくともしない。そのうちに子象はもう逃げられないと諦めてしまう。すると、象が大きくなっても、また、つないだ先がどんな小枝になったとしても、もう象は逃げ出そうとすらしなくなる、という話です。 この話を聞くと、自分が双子の子育てをしていた時のことを思い出します。私は若い頃から、妊娠出産しても働き続けたいと思っていました。フリーのカメラマンとして

          自分の人生をリスタートさせてくれた『本』というものに恩返しをしたい。

          今まで撮影してきた記事いろいろ

          今まで撮影してきた仕事の一部です。 料理など 取材記事など

          今まで撮影してきた記事いろいろ

          みりんで作ったバームクーヘンって知ってます?

          「良い調味料を使えば、あれこれ手のこんだことをしなくても美味しくなるんですよ」これはよく料理家の方の取材で聞くことです。 料理が得意とは言えない私は、その言葉を信じて良い調味料を揃えるようにしています。そんな私がこだわる調味料の一つが「みりん」。 ところで、みりんには「本みりん」と「みりん風調味料」の二種類があるってご存知でしょうか?みりんは基本的に米と米こうじ、そして醸造アルコールで作るものですが、みりん風調味料には糖類とか調味料とかが入っているんです。一方で、本みりん

          みりんで作ったバームクーヘンって知ってます?

          about her. の世界観を体験してきた

          大阪にある「ライフスタイルを豊かにする複合施設」のabout her.の世界観を4日間だけ東京で体験できるらしい。友人からお誘いを受けて千駄ヶ谷のマツオインターナショナルまで行ってきました。 実は私はこのショップは知らなかったのですが、カフェあり観葉植物(イベントの空間設計もできるとか)アートフラワー、生活雑貨からファッションまで全てが揃うという、もう女子にはワクワクしかない空間。 この4日間だけのために什器を一から入れたとはにわかには信じられないほど、広いイベントスペー

          about her. の世界観を体験してきた

          在宅勤務期間だからこそ出来た、社内zoomオンライン写真講座の話

          初めまして。クックパッドのデザイン戦略部フォトディレクショングループでカメラマンをしている田部です。 普段は、社内のプロジェクト、ニュースなど外部に発信する写真の撮影、フォトディレクションを行っています。社内にカメラマンがいるの?と驚かれることもありますが、どんな思いでやっているかなどはまた書かせていただきます。 今日は現在のこのコロナ禍の中で新たに社内向け写真講座をオンラインでやってみたことをお話していこうと思っています。 今回の講座の目的今回、社員向けに写真講座を行

          在宅勤務期間だからこそ出来た、社内zoomオンライン写真講座の話