いとこと幼なじみが急に泊まりにきた!
prrr📱
天📱:もしもし
〇📱:お、天じゃん!
天📱:よく覚えててえらいねぇおじいちゃん
〇📱:まだ20歳だわ!しかも2か月前に会ったし
天📱:そっか笑
〇📱:で、どうかしたのか?
天📱:明日東京行くから泊まらせて!
〇📱:明日!? いきなりだな
天📱:ホテル予約してたハズだったんだけど今確認したら予約できてなかったの
〇📱:カプセルホテルとかは?
天📱:満員!
〇📱:そうか
天📱:〇〇兄ちゃんどうせ彼女いないし泊めてよ
〇📱:今の言葉傷ついたから泊まらせねぇ
天📱:あ〜こんな可愛い子が野宿とかしてたら悪〜い大人の人に襲われるかもしれないな〜
〇📱: ....
天📱:しかも中学生で1人で歩くなんてもう兄ちゃんと会えなくなるかもな〜
〇📱: ....
天📱:それに泊まらせてくれないなら兄ちゃん家の目の前で個人情報さけぼーっと
〇📱:あぁもうわかったよ。こいよ
天📱:やった!さすが兄ちゃん
〇📱:はいはい
天📱:いくら天が可愛いからって写真撮ってSNSにあげるのは肖像権あるからダメだよ?
〇📱:撮らねーしあげねーよ
〇📱:だいいちよく肖像権なんて言葉知ってんな
天📱:えっへん!今どきの子ですから
〇📱:天が胸張ってしゃべってんの腹立つ
天📱:なんでよ!ひどい!
〇📱:まぁとにかく明日な
天📱:最後の一言が許せないんですけどっ
〇📱:そんなの知らん
天📱:むぅ、、、
〇📱:じゃあな
プチッ
〇:そういえばあいつなんで東京くるんだろ?
ー次の日ー
天:ヤバい....さすがに緊張してきた
天:怖いなぁ....”オーディション”
??:あなたもオーディション受けるの?
天:あ、はい...受けます
天:(この子めっちゃ可愛い
??:緊張するよね
天:はい......ちなみにお名前は?
??:森田ひかるっていいます
天:ひかるさん...可愛い
ひかる:そんなことないよ//
ひかる:ちなみにあなたはなんて名前なの?
天:山崎天です!
ひかる:天ちゃん元気いっぱいな感じが可愛いね
ひかる:オーディション一緒に頑張ろ!
天:はい!
そしてオーディションが終わると
天:ぜんぜん自信ない....
天:1箇所ミスっちゃったし
そうなげいている横でひかるは顔面蒼白としていた
天:ひかるさんどうかしたんですか?
ひかる:ホテル予約してなかった......
天:昨日の私と同じだ
ひかる:オーディションのことで頭がいっぱいだったから....
天:そうだ!ひかるさん一緒に泊まりません?
ひかる:天ちゃんホテルとってるの?
天:いや、いとこの家なんですけど兄ちゃんならいいよって言ってくれそうだし
ひかる:でもそれは悪いよ
天:東京だし襲われるかもしれないですよ?
ひかる:たしかに福岡とは違うもんなぁ
天:福岡の人なんですね
ひかる:そうだよ!
天:兄ちゃんも福岡出身です!
ひかる:そうなんだ。天ちゃんのお兄さんがいやじゃないなら泊まらせてもらおうかな....
天:はい!
天:あ、そういえば
ひかる:?
天:お兄ちゃんの家ってどこなんだろ...
ひかる:知らないの?
天:東京のどこかとしか......
?:だと思ってきたよ
天:え?兄ちゃん!?
〇:ったく....家の前で叫ぶとか言ってたくせに
天:はい....
天:でもなんでここにいるって知ってるの?
〇:天のお母さんから「オーディションの後迎えに行ってくれ」って頼まれたからね
天:(お母さんありがとう!
〇:そういえばそっちの子は?
ひかる:あ、はじめまして森田ひかr….
〇:ひかる!?
ひかる:え?〇〇!?
〇:そうだよ
天:え?え?え?
急な展開に状況を飲み込めない天
〇:ひかるもオーディション受けてたんだ
ひかる:そうだよ
ひかる:まさかこんなとこでまた会うとは思わなかった
天:あの....どういったご関係で?
ひかる:私と〇〇は実家がお隣さんだったの
〇:それで俺が東京行ってからは会ってなかったね
ひかる:うん
ひかる:大阪の方にいとこがいるってことは知ってたけどまはか天ちゃんのことだったとは
〇:俺からしたら二人が話してるとのが違和感しかないよ笑
天:じゃあこれで気兼ねなくお兄ちゃん家に3人で泊まれる
〇: 、、3人?
天:私とひかるさん
〇:ひかるも!?
ひかる:ホテル取れてなかった
〇:昨日の天じゃん
ひかる:だから泊めて!
〇:いいよ
ひかる:やった!これでホテル代かからなくてすむ!
〇:1泊6000円になります
ひかる:中学生からお金取る気?
天:ぜったい払わない
〇:無理か....
天:そういえばお兄ちゃん 🥺🥺
とつぜん甘えモードに入る天
〇:なに?
天:天たちさ〜な〜んにも食べてないんだよね
〇:昼飯食ってないの?
天:緊張で食べれなかったもん
〇:意外だな
ひかる:私もだよ
〇:ひかるはなんとなくそうだと思ったよ
ひかる:さすが幼なじみっ
天:それでさ、ご飯食べたい!
〇:店でってこと?
天:うん
〇:よしわかった。あんこの美味しい店に行こう
天:ねぇ!なんで天が嫌いな食べ物なの!
〇:天ってあんこ嫌いだっけ?笑
天:わざとだ
ひかる:海鮮食べたい
〇:絶対高いじゃん....
ひかる:天ぷらでもいいよ?
〇:こっちでは天ぷらは高いんだよ
ひかる:そうなの!?
〇:福岡辺りが安すぎるだけらしいよ
ひかる:あれが高級品か....なんか変(笑)
〇:その気持ちはわかる笑
天:てことで海鮮いこー!
〇:勝手に決めるな!
〇:それに「行こっ」っていっても俺の奢りだろ?
天:もちろんっ!行こっ海鮮!
〇:わかったよ。安いのにしろよ...
ひかる:天ちゃん1番高いやつにしていいってよ!
天:やった!
〇:誰がそんなこと言った!
そして美味しそうな海鮮丼のお店に入り
店:おまたせしました〜
天:すっご!
ひかる:美味しそ〜✨✨
ひ天:いただきますっ!
パクっ
天:んーーー最っ高!
ひかる:これすっごいおいしい!
〇:それはよかった
天:にしても東京のお店って品があるね
〇:誰かさんが高いお店をチョイスしたこともあいまってな
ひかる:誰だろう?
〇:お前じゃ
ひかる:私知ーらない
〇:じゃあ俺もお勘定知〜らない
ひかる:それはダメ!
〇:笑笑
こうして海鮮を堪能し
〇:ここが家だよ
ひかる:ひろっ
天:兄ちゃん彼女いるでしょ
〇:なんでそうなった!?
天:広すぎるもん! 1人の大きさじゃないっ
〇:本当に彼女いないしそこ気にしてるんだから掘らないでくれ.....
ひかる:でもこのマンション事務所も近いし私たちにはいいかも
〇:ん?暮らそうとしてる?
ひかる:ちょっと考えてる
天:天はここに住む!
〇:いやだ
天:え〜じゃあとなり
〇:それもいやだ
天:なんでよー!
〇:逆になんでそんなに近くに住みたいんだよ
天:兄ちゃん私が1人で生活できると思う?
〇:まぁ中学生だしな....そこそこには、、、、
天:私が料理をしたら?
〇:火事起きそう
天:洗濯したら?
〇:床が終わりそう
天:お風呂掃除をしたら?
〇:洗剤で泡だらけの風呂になりそう
天:ほらね!天はなーんにもできないから手伝ってほしいの!
〇:オーディション受けるくらいなんだからなんか1つくらい出来るようになれよ
天:たしかに....
天:でも隣に住ませてよー
〇:いやだ (叩き起させそう
ひかる:天ちゃん大丈夫だよ
天:え?
ひかる:〇〇は博多っ子だから寂しがり屋なの
天:ニヤッ
天:てことは.....
天:隣に住むのけってーい!
〇:地獄だ....
天:天のこと....そんなに嫌い?
少し雰囲気が変わった天
〇:その言い方なずるいよ
天:嫌いなんだ
今にも泣きそうな天
〇:嫌いなわけないだろ
ギュッ
天:!!
天:やった!作戦成功!
〇:え?
天:兄ちゃんにギュッってしてもらう作戦!
〇:はめられた...
ひかる:天ちゃん元気だね笑
天:へへ
天:このままベットにゴー!
〇:はいはい。早く寝ろ
天:はーい
それから天を寝かせた〇〇
(というか寝るまで近くにいさせられた〇〇)
〇:天もこんなに大きくなったんだな......
ひかる:黄昏てんの?笑
〇:ちょっとね
ひかる:〇〇も天ちゃんが近くにいた方が安心なんじゃない?
〇:まぁ....中学生で東京で一人暮らしは心配だよ
ひかる:なら隣に住んでもらえばいいじゃん
〇:まぁな ….寝てる顔は可愛いし
ひかる:そんなこと女の子に言っちゃダメ
〇:だって起きてるときはあんだけうるさいんだぞ?笑
ひかる:でもそれが天ちゃんの良さじゃん
〇:たしかにな
〇:そういえば天もひかるもオーディションは受かりそうなの?
ひかる:私はわかんないけど天ちゃんは絶対受かるだろうね
〇:なんで?
ひかる:天ちゃんのダンスとにかくかっこいいんだよ。他の人とは違う
〇:そうなんだ
少し素っ気なさそうに返す〇〇
ひかる:素っ気なさそうにしてるわりに笑顔だね
〇:天が褒められるのは俺も嬉しいからな
〇:ほとんど年1くらいだけど赤ちゃんの頃から天のことはみてるし
ひかる:そっか。
ひかる:そんなに思ってるなら明日天ちゃんに「隣住みな」っていったら?
〇:そうだね
〇:ひかるありがと
ひかる:いいえー
結局次の日、天に隣に住むことを許可すると大阪に帰るまでずっと喜んでいた天でした
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