在庫切れの本を注文した事で契約ライターになった話(後半)
ある本が欲しくて出版元にメールしたことから、ライターの話を頂いた私。しかも夫のアドレスから送らなければ、それは起こらなかった。。。
なんでそうなったのか? を知りたい方は前半をお読みくださいね。
「英語はできる?」
面接してくれた編集長が私に聞いた。
一瞬迷う。
ここはシンガポール。どこにいっても英語を使う。ちょっと背伸びして、「日常のやりとりなら何とか・・・」と答えてしまおうか・・・で、頑張って勉強したらどうにかなるかな・・・?一瞬そう思った。
でも・・・・・。
私はこれまで、チャンスを頂いたときに「できます」「やりたいです」と答えてしまうことが多かった。それからあわててその勉強をしたりして、表面をつくろうことが多かった。勤務時間外にその「できます」に追いつくように必死だった。そして、付け焼き刃であることがバレないか、いつもひやひやしていた。
もうやめよう。
等身大の自分で何ができるか、
等身大の自分のままやってみよう。
そう思った。
「できません」
等身大の自分でやってみようと思えたら、妙に力がぬけて、やたら堂々と答えてしまった(笑)
堂々と「できない」という自分の声に、自分でびっくりしてしまい、あわててつけたす。
「あ、あ、でもせっかくシンガポールに来たので、英語でのコミュニケーションをとりたいと思っています。今、英語、勉強中です。」
「わかったわ。英語出来なくても問題ないです。在星日本人向けの新聞なので。
ではまずは6か月の契約で文章書いていただきます。最初はコラムの連載。そして、日本語で対応できるお店もあるから、その店への取材。そのうち英語での取材もお願いしたいから、勉強がんばってね。
で、コラムのテーマ、なにかあるかしら?」
コラムのテーマはばっちり! シンガポールならではの不思議な食文化。そこには書きたい題材がごろごろしている。いっきに話した。
オッケー。
文字数を聞き、早速取りかかる。写真は自分で準備。
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そして、そのコラムはありがたいことに結構人気となり、何度も契約更新になって、2年続いた。
そのコラムの視点から書く、見開きの特集ページも数回、頂いた。
お店の取材と紹介に関しても、最初は、日本語での取材だったが、8ヶ月が過ぎたあたりから、英語を使うお店にも取材に行くようになった。
飲食店が多かったので、食文化に興味のある私には楽しかった。
8か月で英語がペラペラになったわけではない。
取材にいくお店をイメージして、事前にそこで使われそうな英単語を覚える。下調べして、そこの歴史や情報も入れておく。
飲食店以外に、エステやマッサージ、バイオリン教室やフラワーアレンジメントの教室、などなど。
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私が意識を集中したのは、文章以上に、語るその人だった。
その人が大切だと思ってること・伝えたい、と思ってることは語る時の熱量が違う。表情が違う。そこを感じて、そこを中心に書いた。
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今でもとても不思議なのだが、「〇〇をやろう!」と決めたとたん、協力がいっぱいやってくる。
シンクロなど外側のサポートはもちろんのこと、私の内側(能力)に関してもサポートが来る。たぶん、ご先祖さまかハイヤーセルフなど、見えない方が内面にも協力してくれているのだ。 見えない方々の中にも、そのことが得意な方がいらして、先頭に立って指揮をとり、総動員で私をサポートしてくれる。・・・いつもそんな風に感じる。
これは、私だけでなく、
すべての人に言えることなのだと思います。
その人が「これやりたい!」
と、理由なく、無心に思ったとき、
(不安や心配・予防線をるような、思考からくる「やりたい」では発動しない)
見えない方々は
「よっしゃ~! オーダー入りましたー!」
と私の「やりたい」オーダーを聞き、みんな喜んで集まってくる。
「これ得意な人いたよね? 文章書くの好きな人、えーと、誰だっけ?」
「はいはい!これ得意っす。今回、おれ、指揮取っちゃいます」
「じゃ、私は、人脈連結やるね! 今回はこんな人たちをつないじゃおうかな~?」
「ほほう・・じゃ、わたしが、場所のシンクロ、担当しよう」
と次々に動き出す。
見えない世界からのサポート。
でも、具体的な最初の一歩。 意志、それは自分から。
(ワクワクを追っていく、そのことです)
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でもこの能力は、私の努力とは違うところやってくるサポートなので、期間限定の場合が多い。ライターのお仕事がおわると、急に書けなくなる。
そして、こんどは、また別のことにすごい集中力が出てくる。
私の場合、次にやってきたのはヨガだった。夢中になって、あっという間に海外に試験を受けに行き、インストラクターになって教室を開くことになっていく。。。。
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後日アカシックリーディングをしている方に、言われた。
「経験もないのに、急にそのことが出来たり、いきなり集中力が発揮されたりする時、ご先祖様のやりたかったことを叶えてあげている場合が多いんですよ。やりたくても出来ずに亡くなった方々の思い、それを現代に生きるあなたが代わりにやってあげています。(仕事が長続きしない・・習い事が続かない・・・興味の対象が次々変わる・・・)と悲観的にみるのでなく、たくさんのご先祖様の思いもいっしょに叶えてあげている、と知ってくださいね。」
と。
よくわからないが、見えない方々も楽しんで、私の人生に関わってくださっているようだ。
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