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FIREのための出口戦略(金融資産編)

現在、40代前半だがFIRE(Financial Independence, Retire Early)、すなわち「経済的な自立と早期の退職」を意味するライフスタイルを目指して仕事を続けている。

問題はいつRE(早期退職)するのかということである。お金というのは客観的な指標ではあるが、人によって捉え方は違うだろう。
100万円の貯金があっても、3000万円の住宅ローンを持っている4人家族にとってはそれは心もとないかもしれないし、逆に働きはじめの新社会人にとっては十分な金額かもしれない。

お金はいくらあっても良いわけではあるが、そうであればいつまで経っても退職することはできない。いわゆる4%ルールで一人暮らしでは7200万円の金融資産があればよいというような情報もあるが、いざ本当に安全かというと疑問が残る。

特に昨今の日本では物価高が続いており(資本主義社会では当たり前のことであるが)、今まで以上にハードルは高くなるはずだし、減っていく残高を見て耐えきれずにFIREを辞めてしまう人もいると聞く。

結論としては、最終的には精神論になるのではないかと思う。
将来のことはどうなるかわからないし、お金が無く働けない状況になっても生活保護などのセーフティーネットもこの国では手厚い(年金と同様にいつまでもあるかどうかわからないが。。)
資産を増やすことも大切だが、どのような環境でも耐えぬける精神力を養うことも重要ではないか。

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