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鎧を脱ぎ捨てた生身の自分ってどんな自分?(コーチングのはなし)

突然ですけど、自分のための時間ってとれてますか?
もうちょい言えば、自分ってどんな人間とか、自己の整理とか、そんなことをする時間です。

日々忙しいなかですから、意図的に時間を作らないとなかなか難しいです…。でも、ぼくは、このじぶん時間を作らないと、社会の歯車のひとつになっていくような、自己が無くなっていってしまうような感じになって怖いな〜とか思ったりします。(つくづく面倒くさい考えだなーと思うけど)

そんななかで、ぼくは「コーチング」というものを受けていて、そのじぶん時間を作るようにしています。8年前くらいから続けていて、2週に1回1〜1時間半くらいコーチと共に自分を見に行く旅に出かけています。
これがぼくにとって、とても良い時間。いまを生きる指針を作っていける時間になっています。

コーチングってビジネスコーチとかスポーツコーチとか色々あるけど、僕が受けているのはライフコーチングです。はじめたキッカケは"ひょんなこと"からですが、子どもの誕生とかで辞めてても、「やっぱ再開したい」となって続けているので、合っているということでしょう。

あ、この記事はあくまでも、ぼくの場合は、コーチングが合ってるしコーチングが好きという自己紹介ですので!(まわしものではありません)
自分を知るとか自己の整理ってやり方は色々あると思います。毎晩日記つけたり、自己の相関図作ってみたり、本を読んだりとかもそうかもしれません。

コーチングというくらいなので僕にはコーチがいます。このコーチはカウンセラーとは違うんです。ぼくは専門家じゃないのでコーチングとカウンセリングの違いをバシッとは言えないのですが、

コーチング=自己を見て未来の指針をつくる
カウンセリング=自己を整理して問題解決する

みたいな感じだと思います。まぁ不調があるときにカウンセリングを活用するイメージですね。
(厳密に言えば違うかもしれないので、ググってみてください)

んで、そのコーチとの隔週のセッションでなにをしているかと言うと、徹底的に、かつ、あらゆる角度から自分を見にいって、次のセッションまでの期間でやってみたいことを決めていってます。

大体のコーチングセッションの流れは、その時の自分の状態を話して自分に目を向けていくことから始まります。次に、2週間の振り返りをやり、その日をテーマを決めていきます。
その後、テーマを深ぼるセッションに入っていくんですが、頭で考えることだけじゃなくて、身体的な感覚とか感情とかを、その場で再現したり体験していき、気づきや行動指針を得ていきます。
(コーチによってやり方は違うかもしれません)

コーチは、アドバイスや指示は一切してくれません。あくまでも、自身で見にいくための手助けをしてくれるというイメージです。

例えば、なにかやりたいことへ一歩を踏み出せない時、
コーチは
「その状態のときってどういう感情なの?」
「その感情ってどんな色してる?」
「その感情は身体のどの部分からでてくる?」
みたいなキッカケをくれます。
当然「うーん…」となるわけですが、このセッションを繰り返していくうちに、気づきが生まれたりするわけです。

で、どうやらその感情が邪魔しとるぞ。となったら、
「その感情に名前つけてみよう」
とかコーチに言われるんです。ここまでいけばその『感情くん』が出てくる時は「どうしよか〜」という話ができるようになっているんです。

あとは、次のセッションまでに実施してみることを宣言をして、2週間生きてみるという感じです。

ぶっちゃけいうと、今日はコーチングの時間作るのムズイなーとか、ちょっとしんどいなーとか、寝たいなーとか、ダラダラしたいなーとか思うこともあります。でも、コーチングが終わると、忘れないように毎回スマホにメモ作るほど、充実した時間になっています。

ぼくはこの隔週のコーチングを通じて、バイアスとかが無い本質的な自己を知ることを続けられていると感じるし、この社会のなかでも力強く生き続けることができるだろうなと実感しています。

コーチングは、中断することはあっても一生続けたいなーと思うじぶん時間です。

最後に、最近のコーチングのなかで、特に印象に残った気づきや、モノにしたいことを3つだけ紹介してみます。
たぶん、全然興味ないでしょうけどよかったら。

1.力を抜く、手放せるキッカケはどうやら外の音
→力を抜いたり手放したら、視野が広がって感覚が研ぎ澄まされる。力が抜けた時間をつくるキッカケは、鳩の声やクルマの音、電車の音、雨の音らしい。

2.どんな事象でも複数の自分がいる
→例えば、幸せなことがあっても、それを見てる自分は複数いる。喜んでる自分、いつまで続くか不安な自分、幸せを疑う自分…など。どの自分が船長になるか選択したい。この場合は、喜んでる自分がオモテにでて船長になってほしい。不安な自分は乗組員の一員でいい。

3.否定でもなく批判でもなくシナジーを探ってみる
→自分の考えと違う他人の主張に遭遇したとき、違うと思うだけではなく、かといって合わせるわけでもなく、自分の考えと他人の考えでシナジーが生まれるかもと探ってみる


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