地元に帰りたいけど帰りたくない

地元に帰った。
祖父母は歳をとっていて介護が必要になっていた。
将来自分の親もこうなるのかと思ったら帰った方がいいだろうし、ずっと地元を出ている私は親不孝者だなと思ったりした。

ただ、すぱっと地元に戻る!!とは言えなくて、その理由はいくつかあるけど、そのひとつが地元にいたころの自分が好きではないからだと気づいた。

小中高の人たちが地元にはいる。
その人たちに会いたくないと強く思ってしまう。
何か特別嫌なことをされたとかそういう訳ではないけれど「あの時の自分」としてみられることが嫌だ。そう思うと息が詰まる。

小中高校時代の自分があまり好きではなくて、コンプレックスを抱きながら過ごしていた気がする。
周りの目を気にして、どう思われているかを気にして、周りと同じように明るく振る舞ったりはっちゃけたりができない自分が嫌いでもどかしくて、、

やっと県外の大学に入って今までの自分を知らない人たちと出会って、そこから自分らしく生きられるようになった。

地元は昔の窮屈な自分に戻ってしまう気がして苦しくなる。
家族を考えると絶対に戻った方がいいし戻りたいけど、その想いが邪魔をしてもやもやする、、

今の自分を好きでいれているということだからいいことではあると思う。
地元に戻ったら、この日々を懐かしく思うんだろうな。
夢みたいだったなとか思うんだろうな。

何が正解なのかわからなくて悩む、、

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