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恋人の人格が好き

どんな子育てをすればこんな人になるのだろう。

恋人と過ごして数か月が経ち、そう思うようになりました。


穏やかで素直で人を思いやる気持ちがあって
どんな人にも人当たりが良く面倒見が良く
驕り昂ることもなく謙虚で真面目。

自分の感情を言葉にして表現するのは苦手だけど
人への愛情を行動でしっかり示すことができる。

(私生活ではだらしないところもあるけれど)


この人のお母さんはどんな人なんだろう。
ご両親はどういう子育てをしてきてんだろう。


直接本人に聞いてみました。

「どういう子育てをしたらあなたみないな人間が育つの?」

「やりたいことをやらせることかな。
あと、怒られたことないんよね。」


まるでうちの家庭とは違った
穏やかな家庭で育ったことがよくわかりました。


やりたいことをやらせるって、一番難しいと思います。

そこにはもちろん金銭面での問題も出てくるし
家庭環境といわれる問題も出てきますが
恋人が言う「やりたいことをやらせてもらった」は
そういったハード面のことではなく
反対したり口出ししたりしないという意味です。

自分が産み落とした子の人生に口出ししないなんて
簡単にできることではありません。

恋人の家庭はどちらかというとお金はなかったと
恋人は言っています。


私はむしろお金の面で苦労することは少ない家庭環境でした。

それでも、小さい頃から母親に何かと反対されてきました。
習い事や進路選択なども、今になってよくよく考えると
ほとんどが母親に誘導されるようにここまで来ました。

いつからか自分の本当の夢や高い目標を口にすることはなくなり
また母親に反対されるとか、あなたには無理って言われるなって
そんな感情を抱くようになりました。

そんな母親との関係性についてはいつか記事にしようと
ずっと下書きに溜めていますが書ききれないままです。


怒られたことがないに関しては
恋人がひとりっ子であること
祖父母にもよく面倒を見てもらっていたことも
関係してくると思います。


私はというと3人兄弟の真ん中っ子として育ち
仕事に明け暮れる父親と半専業主婦のような母親でした。

地元から遠く離れた土地に嫁ぎ
友達もいなければ文化も違う。
私の母親はそんな環境で
ほぼワンオペ育児・家事をこなしてきました。

そんな中で怒らない母親なんて誕生するはずがなく
よく怒られたし感情的な母親でした。(ちなみに今も)

母親だけではなく父親も漏れなく感情的で
ある意味にぎやかな家庭でした。


そんな正反対な家庭環境で育ってきた私たちですが
お互いに一緒にいると落ち着くと感じられていて
私は将来も真剣に見据えています。

恋人といると感情の起伏が少なく
穏やかで小さな幸せがたくさん見つかるような
そんな時間を過ごすことができます。

恋人といるときが一番自分らしくいれます。


もしも今の恋人と家族になることができたら
2人の間に子どもを授かることができたら
その時は恋人が育ってきたような
穏やかな家庭でありたい。

恋人のお母さんがしたように自分の子どもに接したい。
子どもには恋人のような人になってほしいと思います。



こんな話は私の胸のうちに秘めた隠し事。
恋人がもしいつか家族になったら
そのときはこのnoteでも見せようかな。


最後まで読んでくださってありがとうございました。










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