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風通しをよくしておくことについて

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自分の人生が変わり始めた時というのがあるとすれば、まあいろいろとそのタイミングはあっただろうけれど、さかのぼってみると、それまで持っていた自分のモノをほとんど手放した時くらいからじゃないかと思う。

なんというのだろう、それまでの自分はたくさんのモノに囲まれて、物質的にも精神的にも、今の自分から比べたらかなりごちゃごちゃしていたし、風通しがよくなかったというのか、流れが滞ってよどんでいる川みたいな感じだった。

そんな自分を大きくリセットしたというのか、これまで自分を自分たらしめていたモノ、自分そのものと言ってもいいくらいのモノたちを手放して、何もない自分、なんでもない自分になることで空っぽになったというのか大きな空間ができ、そこに新しい風が吹いてきたというのか、流れがやってきたというのか、そんな感じで自分の人生はまた変わり始めて、それが今に続いている。

なので、今でも基本的には物質的にも精神的にも、軽やかでいるように意識しているし、モノはできるだけ増やさない、心も過去のことや未来のことにとらわれない、「今」に気持ちを向けるようにしている。

そしてそうやっていつも自分の環境だったり、自分の心の風通しをよくしておく、空間をつくっておくことで、新しいことがやってきやすくなるというのか、まあこれは感覚としか言えないのだけれど実際にそうやって自分の人生は変わってきているから、やっぱりそういうことなのかなあとも感じている。

あとなんだろう、いつも自分の可能性にはオープンでいるというのか、「これまでの自分」に引っ張られないようにすると言えばいいのか、これまでの自分ならまずやらないであろうこともやってみる、それはチャレンジというよりはもっと軽くふわっとした意識で、自分の好奇心を満たす、新しいことを経験させてあげるくらいの気持ちで新しいことをちょっとずつできるようになってきたと思う。

なんというか、「自分はこういう人間だ」みたいにカテゴライズしないというのか、自分という人間を固定しないというのか、アメーバみたいな感じでいるといえばいいのか、自由で開かれていた方がいろんな経験もできるし、新しい自分を知ることもできて楽しい。

モノがたくさんあった時は、そのモノたちが自分という存在を表現していたというのか、「こういうことが好きで、こういうことに興味がある自分」みたいな自分のイメージみたいなものをつくりあげていた。

けれど、それはどこかで自分を限定してしまっていたというのか、そこからはみ出た自分は自分じゃないみたいに、自分で自分を縛りつけていたようにも感じる。

今はなんというか「これが自分」というのがイマイチよくわからないし、昔と違って別にわからないままでいいやと思っている。

その時その時の「今の自分」が自分でいいやくらいの感覚でいるし、これからも、いつも自分の風通しをよくしておいて、いろんな新しいことがやってくること、それを経験して変化していく自分、そして人生を楽しみながら過ごしていきたい。



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