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漆喰で壁を塗ってみることについて

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ここ最近になって、漆喰に興味を持ち始めた。

漆喰というと、お城の外壁に塗っている、あの白いものというイメージくらいしかなかったのだけれど、今だと家の内壁にも塗ったりしているらしいことを知って、たまたまそういうリフォームじゃないけれど、そういう動画も気になって見るようになった。

漆喰とはまたちょっと違うのかもしれないけれど、一応は昔に外仕事でちょっとした左官の作業をした経験もあって、コテとかは触っていたから、漆喰は使ったことがないのだけれど、壁を漆喰で塗る作業はなんだか楽しそうだなあという気持ちになって、興味を持った。

そんな時に、友だちからトイレの壁をちょっと塗り替えたいというご相談をいただいて、塗るとしたら何かペンキとかがいいのかなあと思っていた時に、ふと「漆喰で塗ってみたらどうだろう?」と思いついた。

とはいえ、僕は漆喰そのものをまだ一度も触ったことがないし、左官の作業をちょっとしたことがあるとはいえ、それだってもうだいぶ前の話である。

けれど、トイレの壁が漆喰になったら、きっと素敵だろうなあと、まあ人の家のトイレに勝手に漆喰を塗ってみようとひとりで妄想していたわけだけれど、友だちにそのことを相談してみたら、快くオッケーをいただいた。

それから、漆喰についてあれこれと調べ始めて、壁に塗る漆喰も、できるだけ化学物質を使わないもの、自然の素材でできているものがいいなあと思っていろいろと調べて、自然素材のみでできた漆喰を取り扱っているところを見つけた。

あとは作業の工程を動画で確認して、必要な道具、養生するためのテープだったり、コテだったりバケツだったりと、作業に最低限に必要なもの、そして漆喰を購入した。

僕は漆喰に関しては完全に初心者なので、こういう時はもう「まずはやってみよう」という気持ちと、「わからないことはひたすら調べる」で漆喰を塗る作業についてあれこれ調べて、自分が準備して塗るまでの流れをイメージできるくらいまでにする。

これは何か新しいことを始める時にはいつもやっていることなのだけれど、例えば、前に軽トラックの荷台に荷物を積んだ時に、ロープで固定する方法を覚えようとした時は、まずインターネットであれこれ調べて、今だと動画でも見れるから、ひたすら動画を見てイメージトレーニングした。

それから実際に必要なものを揃えて、そのイメージの通りにできるかやってみるようにした。

なので、荷物をロープで固定する方法をやる時には、軽トラックの荷台で、家で何度か練習した。

知識や流れを把握しておくことも大事だけれど、やっぱり実際にやってみて体を動かしてみることで、初めて気づくこともあるし、体で覚えたほうが頭で考えながらやるよりもスムーズに感じる。

そして、心構えとしてそもそも自分は初心者なのだから、1回目でうまくやろうと思わないことも、とてもとても大事なことだと感じている。

やっぱり、何か新しいことをやる時って「うまくいかなかったらどうしよう」という気持ちが強くて、最初の一歩を踏み出せないことが多い。

僕もそうだったけれど、今は「うまくやろうと思わないで、まずはやってみよう、経験を楽しもう」という気持ちでいろんなことに取り組むようになってきた。

なんだろう、いい意味で最初っから自分に全く期待をしていないと、何をやるにしてもハードルが下がるように感じるし、そうやっていろいろとやるうちに、さらに新しいことへのハードルは、下がっているように感じる。

なので、漆喰を触るのも壁に塗るのも初めてだけれど、完璧にやろう、うまくやろうなんて思わないで、その初めての経験を楽しもう、という気持ちで「漆喰で壁を塗る」もこれから楽しくやってみたい。



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