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自分にとっての心地よい空間、環境を知っておくことについて


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人生を心穏やかに、のびのびと楽しく生きていく上で「自分にとっての心地よい空間、あるいは環境を知っておく」ということは、とても大事なことだと感じている。

それはなんというのか、それぞれの生き物にあった場所というのがあるけれど、同じ人間でも別の生き物というのか、それぞれにあった空間、環境、場所というのがあるんじゃないかと思う。

僕の場合だと都会ではなくて田舎、山とか田んぼが見えるのんびりした空間が落ち着くし、逆に大きな建物がたくさん並んでいて、賑やかで人がたくさんいるようなところにいるとどっと疲れる。

これは都会がダメで、田舎がいいということではなく、単純に僕が田舎生まれ田舎育ちで、田舎が好きというだけの理由であるし、僕が都会生まれの都会育ちだったら、そういう賑やかな雰囲気が好きで逆にのんびりした田舎で過ごす時間がなんだか落ち着かないというふうになっていたかもしれない。

やっぱりその人の生まれ育った場所とか、まわりの環境とかどういう人たちと暮らしたかとか、そもそもの性格とかいろんな要素があると思うのだけれど、そういうのが混ざり合って「自分」というのは形成されているのだろうし、自分に合う空間とか環境も、人によって全くと言っていいほど違うのだと思う。

そして、できることなら自分に合った空間、環境で生活するのが1番だし、理想的である。

それは生活する場所もそうだし、仕事をする環境もそうだし、どういう人たちと一緒に生きていくかとか、そういうところも含めて自分にとっての心地よい空間や環境を探す、あるいは自分でつくっていくことは、可能だと感じている。

もちろん、全てが思い通りにならないかもしれないけれど、それでも何にもできないということはなくて、家のどこかに、あるいは部屋のどこかに自分が落ち着けるなあと感じるスペースをつくってみてもいいし、模様替えとか片付けをしてみてもいい。

モノにたくさん囲まれていて落ち着くという人もいるだろうし、僕みたいにモノはできるだけ置かない空間が心地よいという人もいるだろうから、まずは「自分はどういう空間や環境にいるとリラックスできるのか、のびのびといられるのか」ということを知っておくことも大事である。

話はちょっと変わるかもしれないけれど、最近になって何年振りかに奥さんと街と言えばいいのか、人がたくさん集まりそうなところに、しかも日曜日に出かけてみた。

普段の僕だったら、そもそも人がたくさん多いところに、わざわざ好き好んで行くことはしないし、買い物とか用事がなければ基本的に出かけないし、増して日曜日というのは、出かける可能性が最も低い日になる。

まあその日、どうしても行ってみたいイベントがあって、天気も良かったから、会場から離れたところに車を駐車して、のんびり街を歩いてみるのもいいかなあと思い、奥さんも誘って行ってみることにした次第である。

まあ日曜日だから車もたくさん通っているし、もちろん人もたくさんいて、いろんなところでマルシェというのか、マーケットみたいなものも開かれていた。

行きたかったイベントにも行き、街歩きみたいなものも経験して楽しかったけれど、僕も奥さんも人が多いところは得意ではないので、やっぱりかなり疲れたというのか、家に近づくたびに気持ちがホッとしてくるのが、ようくわかった。

時には街に出て、いつもとは違う環境で過ごしてみるというのも、新しい経験だったり気づきとか学びもあるわけだけれど、それが毎日となると心も体も疲れるので、普段の生活では自分の心が落ち着いてのびのびといられる空間、環境で過ごしていきたい。

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