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うまくいく、いかないを気にするよりも道のりそのものを楽しみながら進むことについて


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何かをやってみようと思った時、新しいことをイチから始めてみようとした時、やっぱりどうしても「うまくいくかなあ」というモヤモヤが、ふいに頭に浮かんでくることはある。

特に若い頃というのか、いろいろな経験が少ない時には、そういうふうに考えてしまうことが多くて、生まれてからこれまでの、ほんのちょっとしかない自分の経験から「うまくいかなかったらどうしよう」みたいに不安になってしまい、結局やらないでしまうということもたくさんあった。

僕は今40だけれど、年を重ねてよかったなあと感じることは、いい意味で「自分に期待しなくなった」ことである。

今20才に戻るのと、このまま40でいるのとどっちがいい?と聞かれたら、迷わず今の40の自分がいいと答えるくらい、今の自分はこれまでで1番に居心地がいいというのか生きやすいし、それは年を重ねるごとにそうなっていると、感じる。

いろいろと自分なりに行動したり試行錯誤したり、経験を重ねてくるとなんというか「うまくいった、うまくいかなかった」が全てではないということがわかってくるというか、全てが自分にとっての財産になるということに気づく。

うまくいかなかったとしても、そこからの気づきや学びはたくさんあるわけで、それをまた別のことに生かすことができる。

そしてそれは、うまくいっていたら、もしかしたら得られなかった気づきや学びかもしれない。

なので、いわゆる成功とか失敗とかも、世間一般的なものだったり、ジャッジに過ぎないというのか、成功したから良い失敗したからダメとかそういうことではないというか、僕としてはどちらも経験、気づき、学びであることには変わりはない。

だから何かをやってみよう、新しいことを始めてみようと思った時に、今はあまり不安を感じないというのか、感じる必要がないし、ワクワクやドキドキは感じるけれど「うまくいかなかったらどうしよう」みたいな、若い頃に感じていた気持ちにはならなくなってきた。

これまでの経験上、うまくいくにしてもいかないにしても、それをやっている時間、あーでもないこーでもないと、迷いながらも進んでいる道のりというのは、いつだって楽しいものである。

うまくいけばまあラッキーというくらいで、うまくいかないにしても「ようし、今度やる時はこれこれこういうふうにしよう」みたいに次につなげられるので、どっちになったとしても楽しいことに変わりはない。

だから僕としては「成功も失敗もない」とも言えるかもしれない。

なんだろう、どこかに旅をするにしても、僕はその道のりというのか目的地に着くまでが好きなので、例えば車で遠出するなら、新しい道を進んでいる時の新鮮な感じだったり、気になってよってみたところで思わぬ発見があったりとそういうのがとても楽しく感じる。

なので、何かをやるにしてもそれまでの道のりというのか、試行錯誤そのものが楽しいものだし、おまけにこれまでにないことをやっているわけだから、自然と、経験値も増えるわけである。

そうやって何かをやってみる、新しいことを始めてみるたびに気づきや学びがあり、知識やスキル、経験値が自分に増えてくるわけで、そうなると「うまくいくかなあ」なんてためらってる時間、考えている時間がなんだかもったいないなあと思えてくる。

だから今もやってみたいこと、始めてみたい新しいことはいろいろあるけれど、うまくいくとか、いかないとか、小さいことは気にしないで、道のりそのものを楽しみながら進んでいきたい。

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