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栗の食べ方について

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


あれだけ暑かった夏もようやくちょっとは落ち着いてきたのか、朝や夕方はだいぶ涼しくて過ごしやすく、秋らしくなってきたように感じる。

そんな秋の楽しみといえば、いろいろとあるだろうけれど、やっぱりいろんな秋の味覚を食べられることじゃないかと思う。

稲刈りもちらほらと始まってきたし、新米のお米を食べるのも楽しみであるし、果物では梨が1番に好きな僕としては、梨をシャリシャリと食べながら「ああ、秋が来たんだなあ」と、幸せと季節の変化を感じている。

秋の味覚といえばいろいろとあるだろうけれど、栗も秋の味覚として、とても楽しみな食べ物である。

つい最近、ちょっと栗拾いのお手伝いをさせていただく機会があって、その栗林もとてもとても素敵なところで、お手伝いするみんなと合間に休憩を挟みながらのんびりと栗拾いをした。

栗はもちろん食べるのが楽しみではあるけれど、この栗拾いがなんとも楽しかった。

小さい頃もよく近所で栗拾いをしていたので、栗拾いは子供の頃の遊びのひとつでもあったし、宝探しでもないけれど、いがの中にコロンと入っている栗を見つけた時の「あったー!」という喜びは大人になった今でも変わらない。

その栗林はとても広く、ちょうど栗が落ち始めた頃だったので、あっちにもあるこっちにもあるという感じで楽しい時間を過ごすことができたし、たくさんの栗を拾うことができた。

拾った栗をみんなでお手伝いさせていただいた方のお家まで持っていき、ありがたいことに栗のお裾分けをたくさんいただいた。

なんというか、栗拾いそのものが楽しかったし、みんなでのんびりとワイワイ過ごせたからそれで十分に満足だったのだけれど、まさかの栗までいただいてなんとも嬉しい気持ちになった。

なので、今はこのいただいた栗をどう食べようかなあと考えている。

小さいころは、拾ってきた栗をストーブの上で炙って食べていたし、茹でてもいいだろうし、栗ご飯はやっぱり食べたいし、栗の渋皮煮も大好きなので1回は食べたいし、甘露煮もおいしい。

今は割と季節に限らずいろんな食べ物が手に入るけれど、やっぱり季節のものは、その季節に食べるのが1番においしいだろうし、それが自然にそった生き方のようにも感じる。

だから栗が落ちてくる季節に栗を拾い、おいしいうちにおいしい食べ方でいただくという、まあ、あたりまえといえばあたりまえのことなのだろうけれど、そういうことを丁寧にして暮らしていくことがこれからは自分にとって大事なことになっていくように感じるし、そういう暮らしをちょっとずつでもつくっていきたい。

まずはシンプルに焼き栗で食べてみて、それから茹で栗、そして栗ご飯にしてみて、渋皮煮と甘露煮をつくってみていろんな栗を楽しめたらなあと思う。

自然のものはなんでもそうかもしれないけれど、すぐそのままパクッと食べられるというよりは、何かしら下処理だったり、調理が必要なものが多い。

僕はかなりめんどくさがりなので、できればすぐパクッと食べられたほうが嬉しいし、下処理とか調理はやりたくないなあ、でも食べたいなあというタイプではある。

けれどちょっと考え方が変わってきて、そういう、食べるまでの手間暇も含めて楽しみのひとつというのか、そうやって思えれば「ただめんどくさいこと」じゃなくて「季節を感じる楽しみのひとつ」になるだろうし、今年の秋はそういう手間暇も含めて秋の味覚を楽しめたらなと思うし、まずはいただいた栗をおいしくいただきたい。



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