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「やわらかくなる」あるいは「柔軟に生きる」ことについて

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今の自分は、昔に比べればだいぶ考え方がやわらかくなったというか、柔軟になってきたように思う。

それでもいろんな人と話していると、ふと「ああ、自分てまだまだこうでないといけないみたいに考えている、決めつけていることがあるなあ」ということに気づくことが多い。

これはなんというか、普段ひとりでいる時は、まあ自分ひとりだから、あまりそういうことに気がつかない。

とてもありがたいことに、ここ半年くらいでいろんな出会いやつながりができて、いろんな人とお話しさせていただくことができた。

それこそいろんな人というのか、向いている方向は同じでも、みんなそれぞれやっていることは違うというのか、僕はそれがとても面白いなあと感じるのだけれど、そうやっていろんな人の思いだったり、経験だったり、価値観を聞かせていただいていると、「そうか、そういうふうに考えてもいいんだ」とか「そういうやり方もあるんだ」とか自分にも新しい物事の見方だったり、あるいは働き方とか生き方への向き合い方が増えてきた。

そして、そういうふうに自分に新しい価値観や物事の見方、考え方が増えてくればくるほどに、自分が人生に対してどんどん柔軟になることができてくるように感じるし、そうすると気持ちがラクになって、生活すること、生きることがさらに楽しくなってくる。

もちろん、ひとりで自問自答するというのか、あーでもないこーでもないと自分と向き合う時間もとても大事だし、僕もそういう時間はつくるようにしている。

ただ、ずっとひとりで考えていただけでは、どうやっても今のような気持ちというのか、人生への向き合い方といえばいいのか、そういうなんというのか「やわらかく生きる、柔軟に生きる」みたいなことはできていなかった。

つい最近も、始めたばかりの自分の仕事で、とてもありがたいことにご依頼を受けた人と初めてお会いして、そしていろんなお話をさせていただいたのだけれど、その時もたくさんの気づきがあったというのか、「ああ、自分はもっと柔軟に生きていいし、生きられるんだ」というふうに心がさらに軽くなるのを感じた。

これまでのいろんな経験も、自分がこれからさらに生きやすく楽しくなるために必要だったんだと思えたし、手放したつもりでいた常識とか普通とか「こうでないといけない」という荷物も、まだ自分は持ってたんだなあということもわかった。

だから、お仕事のご依頼を受けたことはもちろん、とても嬉しかったのだけれど、そうやってお会いさせていただいて、お話をさせていただいたことが僕にとってはものすごい気づきのある経験になって、宝物になった。

なんというか、自分の軸みたいなものは、もちろん大事だし、そこは自分の心、魂と向き合う必要があるわけだけれど、頭であーだこーだと考えている時はやっぱり、いつの間にか何かしらにとらわれていたり、縛られていることが多い。

だから自分の軸はちょっとずつ、時には揺れながらもしっかりした軸をつくりつつ、いろんな価値観や物事の見方、捉え方を知り、柔軟に取り入れていくことで自分の世界を広げていくことができるのだろうし、きっと何かに執着したり固執するよりもその方が楽しい生き方じゃないかと思う。

いい意味で最近の自分は、自分らしさにこだわらなくなってきたというのか「こういう自分もアリかもなあ」くらいに思えてきたし、これからもっとやわらかく、柔軟になってのびのびと軽やかに生きていきたい。

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