見出し画像

改めて「イラストを描く」ということについて


(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


僕は基本的に毎日、このエッセイを書いていて、同時にそのエッセイのテーマにあわせた(時にはあっていないかもしれないけれど)イラストを描いている。

まあ、イラストを見てもらえればよくわかると思うのだけれど、僕は絵が決してうまいわけではない。

絵のうまさで言ったら、僕の奥さん、それに僕の弟も絵心がかなりあって、僕なんかよりはるかに上手である。

僕はなんだろう、絵を描くのは好きだけれど、ものすごい好きかというと、そうでもないというのか人並みよりちょっと下くらいかもしれない。

それでも毎日、イラストを描いているわけだから、イラストを描くことは好きなのだと思うし、ずっと描き続けていると、それなりに描けるようになってくるし(上達はしていないけれど)、イラストも変化してくるから面白いなあと感じる。

なんというか最初っから、小さな時から絵を描くのが好きでしょうがなくて、絵をずっと描いているというよりは、描き続けていくうちに絵を描くことがだんだんと好きになってきたという感じかもしれない。

僕は作家でもなければ、イラストレーターでもないけれど、文章を書くこともそしてイラストを描くことも今は楽しい、というかどちらも続けることで楽しさがわかってきたのだと思う。

文章だって、小さい頃から日記とか書いていたわけではないし、どちらかといえば読書感想文とか、そういう文章を書くことは好きではなかった。

そして絵も小さいころは、らくがき帳に思いつくまま絵を描いていることはあったけれど、大きくなってくるといつの間にか「上手い下手」にとらわれようになり、自分より絵の上手い人もたくさんいて、人と比べるようになって絵を描くことが楽しいと思えなくなり、いつの間にかやめてしまっていた。

それが30代も後半になって、改めて自分がやりたいことをやってみようと思った時に「エッセイとイラストがセットになった作品をつくってみたい」というのが頭に浮かんだ。

そしてその時には自分が思ったこと、感じたことを文章に書くことはやっていなかったし、イラストを描くことも、やっていなかった。

それでもやってみたいなと思って、思いつくままに文章を書き始め、そしてイラストも描くということもやるようになった。

まさかそうやって、思いつきで始めた文章を書くこと、そしてイラストを描くということが、これほど長く続くことになるとは三日坊主の僕としては夢にも思っていなかったわけだけれど、こうやって好きなことを見つけて続けることができるというのは、夢のようなことだし、幸せなことだなあと思う。

そして最近になって、ちょっとした商品のデザインというのか、イラストを描いて欲しいというお声がけを、僕が参加させていただいている活動の仲間の人からいただいた。

一応こうしてアウトプットはしているわけだけれど、まさかこの自分のイラストに興味を持ってくれて、さらにそうやって何か依頼をいただくなんて、それこそ全く想像していなかったことでびっくりした。

しかもイラストは、これまでは自分が描けるものを自分が好きなように描いてきたわけで、これが何か商品のパッケージというのかそういうものになるとかなり緊張するのだけれども、同時に新しい経験をさせていただく、しかもなかなかできることじゃない経験をさせていただく機会をいただいたのかなとありがたく思っているし、こういうチャレンジングな経験が人生でできるのも嬉しい。

なので緊張感はありながらも、依頼してくれた仲間のみなさん、それに商品を見てくれて手に取ってくれる人を想像しながら、今の僕にできるイラストを描いてみようと思う。

ありがとうございます! いただいたサポートは、イラスト集やエッセイ集づくりなどの活動に使わせていただきます😊。