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「何かモノが欲しい」から「経験が欲しい」に変わってきたことについて


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自分でも何でかはよくわからないけれど、「何かモノが欲しい」という物欲がなくなってきたというのか「あ、あれが欲しいなあ」とあんまり思わなくなってきた。

それこそ若い頃なんかは、物欲しかなかったというのか「あれが欲しい、これが欲しい」ばっかり考えていたし、何かモノを手に入れることが幸せそのものだと思い込んでいた。

けれど、今ではむしろできるだけモノを持たないで身軽でいることに幸せを感じるようになってきたから、人生というのは何とも不思議なものだなあと思う。

そんな感じなものだから、何かモノを増やすことに抵抗感があるし「そもそも今の自分に必要かどうか?」「長く使えるか?」みたいにじっくり考えて「やっぱりやーめた」となることも多いし、昔の頃のように勢いで買うということはなくなった。僕もほんのちょっとは成長したのかもしれない。

「何かモノが欲しい」とはもうほとんど思わなくなったけれど、最近はその代わりに「経験が欲しい」と思うようになってきた。

これまでは、何かモノを手に入れるまでが目的、ゴールだったというのか、例えばギターだったら憧れのミュージシャンが使っているギターを買ってそこで満足してあとはほとんど弾かないという感じだった。

つまり「ギターを手に入れて、弾く」という経験がゴールではなくて「ギターを手に入れて、所有する」というモノを手に入れることがゴールになってしまっていたわけである。

モノが欲しいとばかり思っていた時は、そういうことが多かったし、所有することに満足していた。

けれど今は、何かモノを所有することそのものに興味がなくて、それよりも自分で何かを経験することに興味を持つようになったし、あれこれやってみるようになった。

もちろん、その経験をするためにモノが必要という場合もあるだろうし、そういう時はそのモノを買うということもあるだろうけれど、これまでとは違ってそのモノは何かを経験するための「手段」であって「目的」ではなくなった。

だから何かモノを買う時に僕が考えるのは、それを手に入れて満足している自分ではなくて「そのモノを使って、自分が何を経験できているか?」ということになる。

なんというか僕としては、人生というのは経験を楽しむゲーム、アトラクションみたいな感じでいるから、自分がやってみたいなと感じることで、できそうなことはどんどんやってみて、経験そのものを楽しめばいいんじゃないかと思っている。

まあやりたいことにもよるけれど、僕の場合でいうと、経験をするにはそんなにたくさんのモノは必要ないし、所有するモノもそんなにないように感じるし、それでも十分に楽しく過ごせるということも、わかってきた。

なので、基本的にはモノは必要な分くらいを持っていつも身軽でいて、やってみたい経験があれば、すんなりやって、経験することそのものを楽しみながら生きていきたいし、これからはそういう生き方になっていくんじゃないかとそう思っている。


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