人生をシンプルにしていく楽しさについて
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人生というと日々の生活の積み重ねというのか、もっと細かく言えば「今」という瞬間の連続になるわけだけれど、僕としてはできるだけ人生をシンプルにしていきたいし、そうやってシンプルにしていくことに楽しさを感じる。
そしてそれは、いわゆる世間で言われている「シンプルライフ」みたいな、洗練された、なんだかおしゃれなものとは違うかもしれない。
ただ僕としては自分なりのシンプルライフを目指しているというのか、もちろん本とかインターネットとかSNSとかで参考にすることはあるけれど、自分がしっくりときて心地よいシンプルな生活、そして人生をつくりたい。
だからこれまでに世間一般的にはこれが普通ということや、僕もずっとそういうもんだと思ってきたことと、改めて向き合うようになった。
「これって普通なのかな？」とか、「普通ってなんだろう？」ということを考えてみたり、世間一般的な普通に自分が合わせていやしないか？他にもやり方ってあるんじゃないか？みたいに、自分で自分を実験するというかあれこれ試すようになった。
そうしたら、自分の人生は思っていた以上にシンプルに、それも自分次第でいつだってそうできると気づいてからは、なんというか生きることが実はそんなに小難しいことではなくて、想像している以上にかなりシンプルだし、シンプルで良かったということにも気づいた。
なので、僕の今の生活はいわゆる一般的、普通からすると、ちょっと変に見えるかもしれない。
例えば服はいろいろと試した結果、小さい衣装ケースに２つ分くらいになったので、朝起きたらもう着る服が決まっているという毎日だけれど、全く困っていないし、むしろ服選びに朝から頭を使うということがないから、なんともラクである。
あとはなんだろう、食事に関してはこれもあれこれと試したら、基本は1日1食くらいが自分はちょうどいいというのか、たまに2食な時もあるけれど、いわゆる1日3食という生活をやめてからだいぶ経つけれど、今の方がとても調子がいい。
なんというか、ちょっとずつ自分の生活を見直して、自分の思っている普通を見直して、あれこれと試してみて、自分なりのシンプルな生活をつくっているし、それが僕にとっては趣味というのか娯楽にもなっている。
なのでお金を使って何かしないと楽しくないというところからも、ちょっとずつではあるけれど離れてきているというのか、家の片付けとか整理とかも楽しいし、何しようかなあとぼんやりする時間も好きだし、何もすることがなかったら寝ることも多いけれど、そういう時間にも幸せを感じる。
極端なことを言えば「何もしていない時間そのものを楽しむ」ところまでいけたあなあと思うし、今はどうしても「何かしていないとつまらない」とか、「何かしていないといけない」みたいな雰囲気を感じるのだけれど、それすらも手放してシンプルにして「ただただ生きている、生活していることそのものが楽しい」と感じて人生を歩んでいけたらこんな幸せなことってないと思うし、これからも自分なりに自分の人生をシンプルにしていきたい。
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