一度は底まで落ちてみるのも大事なことなのかもしれない
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9月に入ってから、なんでかは自分でもさっぱりわからないのだけれど、自分の調子がかなり崩れて、心も体もなんだかこれまでと違う感じというのかギクシャクしていた。
数年前にメンタルの調子を大きく崩してからというもの、時折こうやって精神的なアップダウンの波は小さいのも大きいのも繰り返してきている。
なので、今回もそういう波かなあと思ってはいるのだけれど、いつもとちょっと違うような気もしている。
まあそれも僕の感覚でしかないわけで、それでも、これまでとこれからという何か大きな節目というのか、ターニングポイントが今この時期だという気もしていて、根本的に変わるような、生まれ変わるでもないけれどそのくらい大きく「何か」が変わっていくんじゃないかと直感で感じている。
振り返ってみると、僕の価値観だったり、物事の見方、あるいは生き方がまるっと大きく変わる時というのは、たいてい理由もなく調子がドーンと落ちるというのか、それまで鼻歌を歌いながら歩いていたら、ものすごい大きな落とし穴に落っこちたようなそんな(どんなだ)経験が多かった。
それこそ、会社で働いていてメンタルを壊した時は、家から一歩も出れなくて、人がとにかく怖くて自分に存在価値も全く感じられなくて「このままふっと消えられたらなあ」と本気で思うところまで行ったし、自分でも人生でそんなこと考えるとは夢にも思ってなかったし、かなりキツかった。
それでもどーんと落ちて、底の底まで行ってみることで初めてたどり着ける境地というのか、それは真っ暗な海底で見つけた小さな光にまた生きる希望を感じるような、その光がまた自分をそこから連れ出してくれて生きることを続けられたようなそんな感じがするし、強くなったというよりは、変化したと言った方がしっくりくるかもしれない。
いつも「今ここ」の自分が自分だと思っているから、過去の自分がどういう人間だったのか、どういう価値観で、どういう物事の見方をしていて、どう生きていたのかというのは、あまり思い出せない。
きっとその時その時で違っているだろうし、他の人がどうかはわからないけれど、僕の場合はたびたび壁にぶつかったり、いきなり穴に落ちてどーんと底まで行って、そこでその先を生きていくための変化を取り入れて、あるいは変化そのものになってなんとかこれまで生きてきた。
そしてきっとこれからも変化していくのだろうし、今のなぜかはわからない、心と体の調子がなんだかダウンしていることも、これから先を生きていくために必要な変化が僕に求められているからなのかもしれない。
正直こういう時というのは、ずっとキツいし、自分でもなんでかわからないからどうしたらいいのかわからなくてジタバタもするんだけれど、これはもういつも通り流れにまかせて委ねていくしかないのだろうし、流れに逆らって泳ぐのではなくこの激流にも乗ってしまえば、いつか流れの落ち着いたところにたどり着くんじゃないかと思っている。
底の底まで落ちたら、あとは上に上がるしかないわけで、きっとそこに僕がこれからを生きていくために必要としている何かが光りながら待っているのだろうし、さらに生きやすく変化した自分にも会ってみたい。
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