【新人が知っておくこと】実務よりも大切なこと　ほぼ毎日更新16日目

こんにちは、理学療法士のたかです。

私は毎年、新人研修の講師を行います。講義のテーマは「心構え」です。

講義は1時間ほどですが、「専門職とは」「働くとは」「先輩との付き合い方」などお伝えます。

その中でも一番重要視していることは「社会貢献」です。

これが始めにきちんとインプットされていないと、後々大きな損失に繋がります。

『3人のレンガ職人』の話は聞いたことある方は多いと思います。しかし、その話は自分のジャンルに置き換えて、深く掘り下げてる人は少ないと思います。

また、それを後輩に伝えている先輩はほとんどいないように思います。

なんで自分がこの仕事をするのか？を初めに明確にしてあげるのと、ファジーなままなのでは成長の加速度が大きく違います。

デイヴィッド・イェーガーとデイヴ・パウネスクらはある実験をしました。

質問１
「どうしたら世の中はもっと良くなると思うか？」
質問２
「いま学校で習っていることの中でその為に役立ちそうなことはあるか？」
と質問した後で、選択肢①：エンタメを見る、選択肢②：数学の問題を解く
の二択を与えると選択肢②の「数学の問題を解く」を選んだ生徒が多かった。
質問を受けた生徒は、質問を受けなかった生徒に比べ、2倍も勉強していた。

いま自分が取り組んでいる目の前の仕事が、社会にとってどんな役に立つかを考えるだけでモチベーションがあがり、行動が2倍になります。

なので、私は『HOW　TO』よりも先に『WHY』を教えることを心がけています。

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