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2020年に痺れた音楽まとめ

2020年お世話になった方、今年も引き続きよろしくお願いします。
初めましての方、これからよろしくお願いします。
昨晩は明け方3時までZoom繋いでお絵かきの森を楽しみました。
充実したおうち時間を過ごさせてもろてます、Takutoです。

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけらしい。

幸いにも僕は特殊側の人間らしいので、ここでは鳥肌が立った曲を痺れた曲として紹介していきます。完全に個人の感想ですし、独断と偏見チョイスです。

基本的には2020年にリリースした曲に絞っていますが、2020年に初めて出会い痺れたアーティストを別途2組紹介致します。最後にLINE MUSICとSpotifyのプレイリストも貼っておきます。それではチェーケラ〜⛑👓👩‍🦰👉

千両役者 / King Gnu

「2020年もやっぱり髭男強いな〜人気だな〜。あれ、King Gnuは?」みたいなことを言ってるタイミングでお茶の間を震撼させたこの曲。12月、師走に相応しい爽快感の中に、想いや嘆きが詰まった歌詞とボーカル。コロナでモヤモヤしてる人たちをスカッとさせてくれるような楽曲だなと思いました。"オンライン"という言葉にも慣れ始めていた僕は、この曲を聴いて「2021年は生の音楽を聴きたい!」と強く想いましたね。ちなみにオリコン最高2位としっかり結果も残しています。

slow burning / NOT WONK

"エレガント"って日常生活だとあまり使わないと思うんですけど、この曲を聴いた時"エレガント"だなと思いました。

elegant - 優雅。すっきりとして上品なこと。
ー Oxford Langagesの定義

エレガントの意味を調べてなんとなく、感じたことが理解できました。音がすごくすっきりしてるんです。英語詞でロックサウンドってあまりすんなり耳に入ってこないイメージなのですが、すんなり入ってくるんですよね。ボーカルもスッキリ聴こえるし。必要な音だけが残ってるって感じがします。うまく言語化出来なくてすいません。笑

Calm Down / Johnnivan

この曲を聴いた時、僕はとてもワクワクしました。初めてパントマイムを見た時みたいな感覚。分からないんだけど、めっちゃ引き込まれるし、ついつい聴いちゃう。こう感じるのって、多分音数も多くなくて聴きやすいけど、リズムが予想出来ないからだと思うんです。感じるものはシンプルなはずなのに、その場で起きていることなのに分からない。だから引き込まれる、みたいな。これもうまく言語化できてないかもですね、すいません笑

Blinding Lights / Newspeak

なんか今年ってステイホームとかで色んな意味で壁を感じることが多かったと思うんですけど、この曲を聴いた時に壁がスッと無くなった感覚になりました。あと、すごく大きなライブ会場にいるような感覚になりました。あの広い場所で爆音で音楽を聴いた時のスカッとするような感覚。色んなことが出ていかず籠りきっていた部屋からパッと解放され、悩みとかの整理が出来たような気がします。ちょうど仕事でもう一段階アクセルを踏まなきゃいけないタイミングだったので良い曲を出会えたなと思いました。

Lovesick Girls / BLACKPINK

今年はK-POPを結構聴きましたね。K-POPの楽曲って魂みたいなの入ってますよね。カリスマ性、スター性の自覚みたいなのが音からもすごく伝わって来ます。その中でもこの曲。ロックが好きで「ロックしか勝たん」精神だった僕をぶち抜いてくれましたね。シンプルにかっこいい。NETFLIXの番組も見たのでかなりバイアスはかかってると思いますが、「覚悟」みたいな物がズバッと心にぶつけられる感じでした。僕はまだまだK-POPビギナーなので生意気なことは言えないのですが、ほんとかっこいいなと思いました。もしかしたら今年聴いた曲の中で一番かっこいいかもしれない。

Forever (feat. NIKI) / End Of The World

SEKAI NO OWARIで満足しない、この音楽に向き合う姿勢かっこよくないですか?音楽って何かを伝えるものだし、伝えたい内容や方向性によって「自分たちも変わらなきゃいけない」ってのを受け入れてるのがかっこいいです。僕はめっちゃ好きです。セカオワと同じメンバーってことに気付かずに好きになる人もいるんじゃないですかね。

前に「英語のネイティブスピーカーに日本の数アーティストの曲を聴かせて誰が一番うまいか」みたいな企画動画を見たのですが、Fukaseさんが一番上手いと評価されてました。正直、僕はその時「そんなことないだろ」って思いましたが、End Of The Worldの作品を聴いて感激しました。洋楽と比較しても引けを取らないと思います。セカオワを毛嫌いしてた人も一度聴いてみて欲しいです。

怪獣の花唄 / Vaundy

「え、これVaundyなの?」ってなりました。もちろん良い意味で。この感覚分かる人絶対いるはずです。東京フラッシュを聴いていた人は、別のアーティストだと思ったでしょう。そして、アーティスト名を見て「器用すぎじゃね?」って思ったはず。そして東京フラッシュをカラオケで歌ってたクール型雰囲気イケメンは、「この曲のサビは声出ないよ」と絶望したでしょう。バズリズム02の「これがバズるぞ!2021」も1位でしたね。凄すぎて理論とかすっ飛ばして否定する大人が出て来てもおかしくないくらいの才能と声だと思ってます。ちなみに僕の母(50代)も好きらしいです。すごい。

Gravity / BUMP OF CHICKEN

はい、出ました。ずるい。たまにBUMPって心の疲労に寄り添うみたいな曲をスッと出して来ますよね。今回ドンピシャじゃないですか?当たり前だった日々が突然無くなり、でもどうしようも無くて慣れ始まった時。気付かないうちに心が疲弊していた時。この声でこの歌は正に「ずるいよな」ですよ。

わりと同時に くしゃみしちゃうのが
面白かったよ 泣きそうになったよ

この歌詞やばくないですか。語彙力を失ったところで、語るのはこの辺でやめておきますね笑

no song without you / HONNE

ここからしばらく洋楽が続きます。2020年僕が最も聴いたアーティストであるHONNE。アーティスト名は「本音」が由来で、彼らの本音を曲にしてるから付けられた名前らしい。素敵やん。HONNE + 太陽 + コーヒー = 仕事の捗りブーストです。これほんと。実体験なので僕も本音で語ってます。この人たち、楽曲からpureさや可愛さがすごい伝わってきます。そしてそこから来る遊び心とかがすごく趣深くて、楽しませてもらってます。日本語で歌ってみたり、remixにしてみたり。音楽を楽しんでる感じが伝わってきて、幸せな気持ちにもさせてくれます。

Sundried / Monks

この楽曲は2020年の曲じゃないです。2020年出会ってすごくたくさん聴いた枠で紹介します。出会いはBlossomsってバンドが作った"Weekend Coming Up"っていうプレイリストでした。少しレトロなサウンドに、途中から爽快なカッティング。落ちましたね。ただ、調べても彼らの詳しい情報は見つからず。各種SNSには紹介文も無いし、ウェブサイトも無い模様。何か情報知ってる人いたらください!

Sucker / Vistas

このバンドはIndie RockのPlaylistをフラついてた時に出会いました。曲の感想、気持ちがいい!そしてこのバンド、他の楽曲も裏切らない。ポップで爽快!夏場の暑い日にシャリシャリのアイスを口にしたあの瞬間のテーマソングみたいな曲ばかりです!しかし、忘れてはいけない。このバンドがインディーロックってことを。ポップで爽快にエモさが追加で乗り込んできます。「あ〜、すいません!乗ります〜」ってバス停まで走ってくるんです。何を言いたいかというと、現代のメカメカしい苦しい時代のポップで爽快ではなく、1990s終盤や2000s序盤くらいのポップで爽快!って感覚になります。聴いたら夏と実家が恋しくなるかも。

Golden / Cory Wong, Cody Fry

ジャケ写も楽曲もポップでかわいい!Cory WongはFUJI ROCK FESTIVAL'20出演予定だったアーティストを一通り聴いてる時に出会いました。まさにノリノリになれる曲。FunkやJazzなどの要素を取り入れつつも軽快にギターでリズムを刻む。部屋に色がつく感覚になります。一音一音が丁寧で、しっかりと耳に入ってきて耳障りも良い。素人の僕でも凄腕のギタリストなんだなってわかりました。調べてみたらトム・ミッシュらと共にギターマガジンの新3大ギタリストにも選出されたらしいです。なんか分からんけど絶対すごい!他の曲もとても聴きやすく、心躍る曲ばかりなのでぜひチェックしてみてください。

Eastbound / Sobs

このバンドはDream Popというジャンルを開拓していたときに出会ったバンドです。LINEのプロフィールBGMにも設定しちゃうくらい一時期ヘビロテしてました。そしてこの曲も2020年にリリースされた曲ではありませんが、2020年に出会いヘビロテしたので紹介させていただきます。

そもそもDream Popって?という話なのですが、Wikipediaによると

ドリーム・ポップ (Dream pop) とは1980年代から発展したロックのサブジャンルのひとつ。元来はめまいを誘うような浮遊感のある音世界が特徴で、エコーやリバーブ、ディレイ・エフェクトなどを駆使して演奏される。

らしいです。シューゲイザーなどから分岐した音楽ともされており、エフェクトを使いつつもポップな音楽を奏でるという「空間系の音楽」であるが「聴きやすい」みたいな特徴があるかなと思います。2020年、在宅ワークが増えたので、作業時に最もしっくり来るジャンルは無いかと探したところDream Popに辿り着きました。日本のバンドで言うとBearwearなんかもDream Popに属すらしいです。Bearwearも結構聴きやすいと思うので、Dream Popオススメです。Dream Popの説明になっちゃいましたね。

Fall Out / MONOEYES

そして最後はこの曲です。細美武士(さん)って限界知らないんですかね。ELLEGARDEN, the HIATUSで名曲を作り続け、MONOEYESはどうなるんだろう?と思ってましたが、順調にアルバムを出し、名曲を生んでいます。"My Instant Song"を聴いた時、これがMONOEYESの代表曲になるんだろうなと思いました。しかしその後、"Get Up"を生み、2020年"Fall Out"を生んでしまわれました。凄すぎて日本語おかしくなりましたね。

僕はthe HIATUSもとても好きです。前に、細美さんを含む彼らの音作りに驚いたことがあります。Blue Noteで行っているJive Turkeyというイベント。いつもはライブハウスで鳴らしているサウンドをジャズライブアレンジで演奏してくれるのですが、もう原曲の良さをギュッと抽出してきちんとジャズライブにピッタリなサウンドになってるんです。それを3日間とかスタジオに籠って議論し合い作るんです。プロofプロって感じで作ってる感じを見てるのもすごく楽しかったです。(見たのはDVDでなのですが)

そんな人が作る曲なんてすごいに決まってる。でもこんな名曲を色んなバンドで生み出せる人ってこの世にはほとんど居ないんですよね。大体のバンドは、数年前に跳ねた曲を代表曲にして活動を続けます。細美さんはやはりすごい。やばい語りすぎましたね。とりあえずこの"Fall Out"と言う曲、とても元気とモチベーションをもらえる曲で、弱ってる時に勝手に再生しちゃってました。それくらい曲にパワーがあります。

まとめ

こうやって客観的にまとめてみて気付いたのですが、やはりコロナと言う心が疲弊する1年で元気がもらえる曲とかスカッとする曲が多かったですね。僕は気持ちとシチュエーションの掛け算をした時、同じ組み合わせってほとんど来ないと思ってます。だからその分だけ響く曲があるし、その分だけ響く曲に出会えば充実した時間を過ごせると思っています。音がないとどうしても自分だけの空間に籠ってしまい、余裕も無くなります。そうすると気付いたら周りの環境に染められてしまい、自分らしさや人間らしさを失う傾向があると思います。なので、2021年もたくさん音楽を聴いていきたいと思います。この記事を読んでくれた方で今まで音楽聴いてなかったという方も、ぜひ気に入ったアーティストからどんどん拡げていってみてください。2021年、とても自由に過ごせると思います。

プレイリスト


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