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【転職活動日記⑥】面接に挑む!第二弾。ワクワクしたな~。

~梅田に降り立つ~
 梅田か、生まれも育ちも大阪だが梅田という中心地で働いた経験はない。
 ここで働けると通勤時間が40分ほど短縮できる計算だ。
 しかし、都会だ。東京で勤めていた時も大崎駅というオフィス街ではあるが、丸の内や新宿の副都心のような場所ではなかった。
 「うん!心がワクワクする!」36歳、意外とミーハーな心は既に踊りはじめていた。
 さて、面接に向かう前に寄り道をする。妻と子供に買ってあげようと思っていた治一郎のプリン。ショーケースを見ると残り10個、とりあえずお金を払い後で取りにくるからと伝え3個確保する。 

~面接へ~
 さぁ、面接だ。総合受付なるところで入館証を貸していただき指定されたフロアへ向かう。新しいオフィスというのは素晴らしい、昼間から蛍光灯の下で働いている私は、日の光が入る自然光の空間というだけで戦闘力が2割増になりそうだ。
 おしゃれな応接室に通され時間通りに担当者が現れる。自己紹介を済ませ着席。
 どうやらこの人が入社をしたら上司になる人らしい。雰囲気はいい感じの人だ。
 戦闘力は。。。隠しているのか、能ある鷹は爪隠すというが初対面ではわからない。
 証券営業をしていたときにスカウトされた某生保会社の営業マンのバキバキの戦闘力とは属性が違う。
 「剛」ではなく「柔」タイプだな。私の中で話の構成を考えていく。
 色々な話をした。「お金」の話、「時間」の話、有意義な時間だった。
 志望度については即答はできなかった。というのも価値観のすり合わせがもっとしたいと思ったからだ。
 次回は、実際に人が働いているところを見たいと要望すると快くOKしてくれた。
 訪問前は、全く合わないと思って期待していなかったが話のスキルは非常にレベルが高いと思った。
 本当にいろんな世界があるのだと思う。そんなに焦って決めることでもないし、帰ったら妻に報告して議論をしたいと思う。

治一郎のプリン

第6話 完

 

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