気づいたら職場内コーチング

パートで働いていただいているチームがあり、先日とある業務を依頼した際に一人一人の解釈が異なったことから、チーム内にちょっとした不協和音が…

指導する立場として先ず現状把握のため当事者お一人づづと面談。

1on1だと、普段言えないことも出てくるもので、今回の件以外にも「実は以前からこう思っていた、本当は私は〇〇なのに…」などそれぞれの思うところを、本人の話したいように話してもらった。

その時意識していたことは
①まずは聞き役に徹する。決して口を挟まない。
②自分を責めるような発言があった場合、一旦受け止める。
③本来自分はどうありたいのか?理想的な職場環境ってどんな感じ?と質問してみる。
※答えが出ても出なくても、本人なりの現時点の気持ちをアウトプットしてもらう。
④『〇〇さんは、大切な仲間』『私は職員とかパートとか肩書は気にしていないし、縁あって同じ職場で働いているのだから、出来る限りみんなが楽しく仕事をしていくことが一番大切、そのために何か私ができることがあればお手伝いさせてください』と伝えた。

ある人は
『話を聴いてもらって本当にスッキリした。』『自分の芯を見つけることができたので、大切にしていきます!』

またある人は
口には出さないけれど、私との対話のあと涙ぐんだり、間接的に、他にメンバーへの関わり方に変化がみられた、という話も耳にしました。

今回のケースに限らず、私は『仕事はメンバーが生き生きとやっていけることが理想』という信念を持っていただけで、特に指導だとか意見はほとんど伝えていません。

なのに目の前の人の気付きが生まれて、気づきをえた人の集まりが良い状態になっていく…コーチングの醍醐味をちょっと味わえた経験でした。

また一つ勉強になったな〜、関わった皆様に感謝です!