偶然から始まる
今朝、こんな記事を見つけた。
心が、身体が、頭が動かされた。
元気を、勇気を、気力を与えてくれた。
どれだけちっぽけな悩みを抱え、
どれだけ真面目に考えすぎ、
どれだけ自分を犠牲にしていたのか。
1日1日をやり過ごすことに、一生懸命になっていないだろうか。何故生きているのか見失っていないだろうか。いっぱいいっぱいになって、自分の心をおざなりにしていないだろうか。
アフリカには日本では感じられない不自由さや困難、自然の猛威がきっとある。だけど、人々はそれを前提として生きている。だからこそ、その日も乗り越えられたという満足感、1日1日を大切に生きようという思いがある。
スマートフォンで簡単に情報が手に入り、行きたいところには電車で行くことができ、食べたいものはコンビニで買うことができ、雨風を防いでくれる建物がある。
豊かさを手に入れるとは何だろう。
豊かさを感じるとは何だろう。
豊かさを追求し、考え続けること、実はそれが負担になっているのかもしれない。将来への期待を考えすぎ、見えている世界が全てだと、世の中が見えなくなってしまっている。
上を見上げれば空があり、立ち止まれば風が吹き、下を見れば歩みを受け止める大地がある。自然の中で生まれたことを思い出すために、広い世界に触れたい。そんなことを思い立たせてくれた。
色んな束縛やしがらみ、それを乗り越えて、広い世界に巣立っていくことが人間らしさ。海を超えて、新たな大陸を見つける。それが人間にはできる。
大陸を見つけ、何もない世界を目の当たりにし、そしてやっと、ああ自分は生きているんだと、初めて感じるのかもしれない。
未完成は人を刺激する。
完成されたものに埋め尽くされた世界では、
内なる心に届きにくい。未だ観ぬ世界が必要。
見えている世界はほんの一部。
それを知ることが第一歩。
やらなければいけないことは何のため?
自分を活かすのは何のため?
人と人が繋がるのは何のため?
迷ったら他の世界を知る。文化に触れることできっと見えなかったことが見えるようになってくる。言葉の壁も軽く乗り越えられるかもしれない。きっと異文化から訪れた人を受け入れる側にも、何かを手に入れるきっかけになる。
たまたま持っていった爪楊枝がもしかしたら、あなたをスーパースターにしてくれるかもしれない。当たり前に思っていることが当たり前ではなく、あなたのすべてが価値になる。
きっと受け入れてくれる世界がある、
必要としている世界がある、
心から生命を感じられる世界がある。
もっと飛び立とう。そう思わせてくれる素敵な記事と人の出会いが、偶然にも起きた。
偶然と縁をこれからも大切に。
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