6年2月、保育所の一次選考について
ふじみ野市で2月5日、令和6年4月1日の保育所入所状況(一次選考)が公表されました。入所申込をされた保護者の方には、郵便で同じ内容が送られていると思います。
一歳児クラス:入所保留が54人、空き数が29
入所が難しいとされる一歳児は、空き数が29、入所保留児童数が54人となっています。この後、二次選考という調整が行われますが、現在の時点で、空き数のほうが、保留児童数を下回っていますので、4月の時点で、25人前後以上の保留児童が生じることが予想されます。
一歳児クラスの枠は15人減少、応募者は79人減少
1歳児クラスの応募者は、362人だったことがわかります。
実施数(定員)337+保留児童数54-空き数29=362
一年前の応募者(令和5年4月一次選考)は、431人でした。
実施数352+79ー空き数0=431
応募者が79人減っていることになります。18.3%減っています。
一歳児クラス応募可能な子は昨年は728人、今年は677人前後
市内の令和6年4月1日現在で1歳のこども(令和4年4月2日~令和5年4月1日生まれ)は、不明ですが、令和6年1月1日現在の1歳児は677人。一方、令和5年4月1日時点の1歳児は728人でした。時期が3か月ずれていますのでの正確ではありませんが、今年の1歳児クラス応募対象者は、50人前後減っている試算が成り立ちます。
0~5歳児:枠は17人増加、応募者は60人減少
0歳児から5歳児の全体の実施数をみると、今年は2166人で入所保留児童数は105人、空きは130人でした。応募者は2141人です。いわゆる「空きがない」方は25人です(130-105)。
一年前は、実施数は2149人で入所保留児童数は132人、空きは80人でした。応募者は2201人でした。「空きがない方」は52でした(132-80)。
「空きがない」方は、27人減っていることになります(52-25)。
実施数は17人増やしていることがわかります(2166-2149)。応募者は逆に60人減っていることがわかります。枠を増やして、応募者が減っているので、今年は昨年よりは入所しやすくなっています。
今年は、1~3歳児で「空きがない」
1歳児のほか、2歳児で入所保留数12、空き数8、3歳児で入所保留数16、空き数16と、保留数が空き数を上回り、いわゆる「空きがない」状態です。昨年は0~2歳児で「空きがない」状態でした。
所 感
2月上旬の一次選考の結果は、特に、働くおかあさまの復職や就職に関係します。入所保留数や「空きがない」方が減ったのは、市も実施数を増やしましたが、応募者数が大きく減ったことが原因です。一概には言えませんが、子どもの数が減って、余裕ができたということです。子どもの数が減っていることの対策と、保育所の空きを増やす、並行して行っていく必要があります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?