ふじみ野日台親善協会、台湾高雄市の婦女館を視察訪問しました！

　１２日午後４時、高雄市社会局婦女館を訪れ、同館を視察しました（児童福祉センターの隣）。婦女館は、女性権益の発展を通じて、男女同権を実現することを目標とし、女性の休息、成長、女性団体の交流、活動のプラットフォームの役割を果たすとされています。

婦女館のＨＰと、ＦＢはこちらです。
https://women.kcg.gov.tw/
https://www.facebook.com/KaohsiungWomenCenter
　
　教育や仕事を十分に得られなかった方、家庭で不当な待遇であった方など、女性の教育や成長を支援するカリキュラムが設けられています。職業訓練も行われています。また、社会の課題、政策、サービスの策定なども行われています。
女人空間という部屋（下写真）では、カフェのような様式で、女性が自由に利用できるようになっています。通常は、日中に子どもを保育に預けたお母さんの交流の場所になっているそうです。毎月の最終土曜日は、性別自由日となっており、性別に関係なく、利用できます。また、女性グループのミーティングの場所にもなっています。

　大ホール、演説場、パソコン教室、各種学習室などがあります。女人史料室は、高雄、台湾のみならず、国際的な女性、性別に関する史料を蒐集しています。
　翌週から開かれる「女性と農業」と題した展示会場も拝見しました（下写真）。女性の繊細さ、柔らかさが表れた草木の作品やデザインにあふれていました。

掲示板に、中高年女性に関するワークショップ「中高年齢の女性第三人生、心の変化」の案内がありました（下写真）。
健康、趣味、副業などの講座はありますが、子どもが成人したくらい、更年期以降の生き方や充実した生活の講座といったものですね。日本では珍しい取組と思います。

裁判官の方のお話、聞きたいな～

　

出張講座もたくさんです

視察には、高雄市議会の張博洋議員がアテンドを行ってくださいました。張議員、同館のみなさま、ご協力をいただきましてありがとうございます。