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愛のある「頑張れ」を送れる人になりたい

「頑張れ」と言われて、苦しいと感じるのは大人になってからだろう。

学生の頃、「頑張れ」って言われるのは、主に、試合や試験の前で、素直に受け入れられて、応援が嬉しかった。

大人になってから、「頑張れ」がしんどくなった。仕事でパワハラやセクハラを受けて、誰かに相談しても、「みんな乗り越えてるんだから頑張れ」って言われてしまう。
その「頑張れ」に私は追い詰められて、体調を崩した。
だんだん応援されるのが重荷になっていった。

最近新しい仕事を始めて、上手くいかない事が多い。わたしのミスで、空気がピリついてしまって、仕事中落ち込んでしまった。
全然上手くいかなかった日の夜、仲良くしてもらっている先輩から長文のLINEが来た。
「あなたなら乗り越えられる。」
「あなたの笑顔で、私は楽しく仕事ができた。」
そう書いてあった。

社会人になってから始めてこんなに励ましてもらって、愛のある応援をもらった気がした。
先輩も仕事で疲れているのに、わざわざ長文LINEを送ってくれたのだ。
仕事が全然出来なくて、「私なんていないほうがいいんじゃないか。」って思っていた。
だけど先輩の言葉が、わたしの存在を認めてくれて、「また明日から頑張ろう。」と思えた。

わたしも先輩のような「頑張れ」を送れる人になりたい。
誰かが「また頑張ろう」って思えたり、一歩を踏み出すきっかけになれるような言葉を送れる人になりたい。

言葉が人を傷つける事も、救う事もできる。
言葉は取り扱い注意だけど、私も先輩のように、誰かが幸せになれるような言葉を使いたいと思った1日だった。

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