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情報の伝わり方の違い。と伝え方で気をつけること。

同じタイミングで、
同じことを伝えても同じようには伝わらない。
この原因が知りたい。
理解度は同じかもしれないが、
その後の行動が違ってくる。

発信側として気をつけるべき1:

「やり方については、細かく指示をせず考えてもらう。」
ゴールや状態目標については伝える。

「やり方については、細かく指示をせず考えてもらう。」
ここで、やり方についての細かい指示をしていないので、
考え方の違いから行動や優先順位が違ってしまう。
ただ、細かく指示を出しすぎるとやる気を失うのでここのバランスは難しい。

とはいえ、スターバックスやマクドナルド、オリエンタルランドなどはやり方や手順はこれでもかというくらい細かいオペレーションがある。
サービスを作るところについてはマニュアル化、提供の仕方については自由。
だから品質は保たれた状態でプラスαの行動が取れるのだと思う。

発信側として気をつけるべき2:

指示を受けた側が、
それ以降の「そのためにやるべきことは……」が正しく理解され、
正しく実行されているのかを確認、指導するのがマネジャーの役割

1とかなり近い内容だが、
モニタリングとフィードバックに重点が置かれている。
実行してくれているものの、正しくない(意図した内容と違う)。
そもそも実行されていない。のどちらかのパターン。

もう少し深堀すると実行している場合は、
何をやるべきか(What)の理解がされていないので、
優先順位の見直しと何をするべきかの握り直しが必要。

実行していない場合は、やる気の問題でなければ、
指示自体の意味や理由の伝え方が悪い。
または、なぜやるべきなのか?(Why)のやる理由が腹落ちできてないので、
この部分を伝え直す。言い方を変えてみる。

その他、知っておくと良いこと。
実行しているが、やるべきことが違う場合のズレが発生してしまう要因。

「人は過去の体験の中からでしか行動に移すことができない」
(=知らないことはできない)ので、
それぞれが違う経験が背景にある場合は、
やり方が全然違うものになってしまう。
なぜその行動を取ったのか?
考え方や過去の経験などをさかのぼって確認すると
同じことを何度も言わなくて良くなる。

まとめ

伝えたのに、
行動が意図していた内容と違った場合は、Whatを確認する。
行動していない場合は、Whyを確認する。
人は経験にしばられるので、過去の経験や考え方を確認しておくことも
時には必要になる。

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