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複数の人に伝えるときに気をつける3つの聴衆心理。

なんか、自分の言いたいことを理解してもらえてない感じがする。
前に言ったのになぁ、と思いながらまた同じことを伝えてる。
自分が聞いた内容なのに、誰かに伝えようとすると上手く話せない。

伝えることの難しさ。

相手がいるということ。
伝える(伝えたい)相手が必ずいます。
ただ、
どうしてもこの前提を忘れがち。
自分の言いたいことだけを言ってしまっている。

あいての何に意識すれば良いのか?
オーディエンス分析(聴衆分析)を調べてみました。

伝える相手のことを考える
Audience Analysis(聴衆分析)について

意識すべき3つのこと。

- 聴衆の期待
- 話題に対する知識
- 話題に対する心の反応

聴衆の期待


聞くがわは、
「話される内容」
「話者について」
何かしらの期待をして聞いている。
そのため、聞くがわの期待とのズレが話を聞いてもらえない要因。

そのため、これから何を話すかを伝えないと
これから話される内容に対してどこに期待をおいて聞けば準備ができない。
- アジェンダの無い会議。
- 何を話すか事前に伝えないでいきなり話しはじめる。
などが嫌われるのはそのため。


話者についての期待。
社内の場合、
この人はこういう人(面白い人、真面目な人、変なことを言う人。)など
のイメージがすでに出来上がっているので
キャラと違う内容を伝えようとすると期待とずれてしまう。

話題に対する知識

話の内容100%が知らない内容、
聞いたこともないような言葉の羅列では聞いてもらえません。

話題に対する心の反応

言われていることも、
意味も理解できるが、
何をすれば良いのかわからない。
という心の反応が起こりがち。
伝えるときは、
- 話を聞いた後にどうしてほしいか? → してほしい行動を伝える。
- 何が言いたいの? → 話初めと終わりにまとめを入れる。

note ノート 記事見出し画像 アイキャッチ


伝えるには2つの背景がある。

ただ伝えるだけでも難しいのに、さらに難しくさせる要因が
2つあります。
- 社長や役員からの指示を伝える。
- 自分自身の考えを伝える。
私自身もそうですが、
中間管理職(課長、部長、リーダ、マネジャー)に多い
2つの伝えるについて大きく分けると、
これらの背景があります。


- 社長や役員からの指示を伝える場合。
この場合、まずは聞くに徹する。
そして、内容とその背景を理解し、誰かに伝えるために聞いている。
前提として、誰かに伝えるために聞いているので、自分が伝える相手のことを意識しながら聞いている。
つまり、どう話すかを考えながら聞いている。
そのまま伝えるケースもあれば、
自分なりの解釈を加えて伝える。
ということをしながら理解しようとしています。

- 自分自身の考えを伝える。
この場合は
相手に伝えるためには、
自分の考えをそのまま伝えるのか、
背景や言い換えて伝えるのか。
を考えて伝える内容を考えています。

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