新しい章の創造
新しい章の創造。
それは人生の第1章が終わり、第2章が開幕することに関係がある。
人生の第1章を学生時代とするならば、第2章は社会人生活の始まりとともに開かれる。
この記念すべきトランジションの時期に、私は自らの創造のための新しい取り組みを必要とした。
創造・クリエイションという言葉は、私にとってこの上なく重要である。
私はよく、研究者になるのではないかとか、大学院に行くのではないかと言われるが、私の本性は学者ではなくクリエイターであると自覚している。
私は、クリエイター・アイデンティティを持っているのだ。
もしそれが多くの人に伝わっていなかったのであれば、それは仕方がない。
なぜなら、それを伝えようとしてこなかったからだ。
これまでの人生は創造のピース集めにすぎない。
それは意味があることであるが、人生という全体の一部分にすぎない。
他者から見た自己イメージが大きく変わることになるかもしれないが、それを恐れてはならない。
本来の自己は、はじめなかなか受け入てもらえないかもしれない。
だがそんなことは問題ない。
たとえはじめのうち、世界が私を見向きもしなくても、私の創造的人生を根強く支えるのは、私自身が見たいものを作っているのだという自信である。
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これまでの枠組みを分解し、新しい何かを生み出すためには、新しい枠組みを用意する必要がある。手垢の付けられたこれまでの枠組みの上で新しいものを生み出そうと努力しても、手垢まみれの過去によって、新しさの生み出すワクワクが薄まってしまうからだ。
今日、ここに新しい創造のための場所を用意したのは、私の人生でこれまでに集めてきたものを新しい秩序と分類のもとにならベ、希望に満ちた場所を構築するためである。
この新しい場所で、新しい取り組みが始まったことを、私は大いに祝福する。
ライフデザイン
この新しい創造の取り組みを支える基幹となる技術は、ライフデザインである。
ライフデザインを基幹に据えることで、これまでの秩序に新しい視点が持ち込まれ、新しい創造が生まれる。
それは、誰かに何かを伝えるために行うものではなく、自己満足のための取り組みであり、自己満足の究極の果てに世界へ接続する取り組みである。
他人に理解させようと努力などしなくていい。他人が理解したくなるような素敵な世界を構築することが私のライフデザインである。
理想世界の構築
私の取り組みがライフデザインから始まるとして、その果てにあるものは理想世界の構築である。ある人はそれをユートピアと呼ぶかもしれない。
加えて、構築した理想世界が1000年、2000年と続いていき、人々を幸せにし続けるのであれば、クリエイター冥利に尽きるというものである。
そのためには通常のクリエイターが行う以上の大きな枠組みが必要である。そしてそれは、会社を作ることだと思っている。よって僕の目標は1000年続く幸せな会社を作ること、とでも言えよう。
どこから手をつけるべきか
どこから手をつけるべきか、全く分かっていない。
しかし唯一考えられること、今すぐにできそうなことは、自分の過去を紐解くことである。幼少期の原風景のなかに、自己の理想は眠っている。それらを丁寧に紐解き、言語化することで、次の行動も次第に見えるようになろう。
自己の記録をスキャンし、創造のための概念を集めることから、始めてみようと思う。
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