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私の中の小学生の私が救われた話

はじめに

娘の幼稚園時代から絡みがあったご近所同級生のAちゃん。その親御さんのAちゃんママも含めて、ネタかな?ネタだね??と思われるアレコレが約7年現在も続いてます。詳しくはタグにある #ほっといてつかぁさい をクリックすると一連のアレコレが読めます。※毎回長文です。

以前は「shortnote」というSNS(現在はサービス終了)で書いてましたがこちらに備忘録として書いてます。

話して気づいた「メンタル強かった娘」

娘とは、「こういう状況ならどう対応すれば良い?」という事は、親の私と話してきました。今も話してます。
娘の、Aちゃんを含む人との向き合い方は親の私からみても実にあっけらかんとしていて、「メンタル強っ!」と毎回娘に驚くばかりです。


これまでの「どうすれば良い?」という答えは数式ではないので答えは一つではなく、いろんな分岐点があり、その対応によって良くも悪くもなるでしょう。

今現在の事も含めて言いますと、このノートのタイトル通りなんですが、これまでの娘の行動に親の私が救われていました。

親の私は、子供の頃いわゆる「いじめられっ子」「いじられキャラ」でした。

子供の頃の私は気弱で優柔不断。
「こいつならいじめてもいいだろう」という頭の回転が速く意地悪な子たちから悪口に無視に暴力を受けていました。
その「いじめ」や「嫌がらせ」の行為はいじめた本人たちは「遊びの一種」の感覚なので、親や学校に報告すると「遊びなのに何で私たち(俺たち)が注意を受けないといけないのか理不尽だ」という態度でまたひどくなる……という図式でした。

彼らの中には「いじめではなく遊びの一環」なので悪気はないと思っているのです。大人になって、意地悪をしていた1人からそんなことを言われてゾッとしたのを覚えています。
(もちろん、謝罪もありませんし、されても迷惑ですが)

当時、先生や親に現場を伝えると「チクる」「チクった」と言われました。この「チクる=告口」という言葉が世間で浸透し出したのもこの時期だったと記憶してます。

私の親や担任や他の多くの大人たちは、その都度対応してくれました。当時はいじめで自殺した小中学生の事件がワイドショーやニュースで取り上げられ出した頃で、学校でもなんどもクラスの参観や学級会でその是非を問われてきました。

いじめっ子のなかには「学級崩壊」を引き起こした子もいたので「そんな奴に関わるお前も悪い」という親御さんもいましたが、親も私もその頃のクラスの親御さんたちも巻き込み、常にその当時の「正解」に近い「最善」を探し、その到達点を目指していたように思います。

ただ、子供の私や巻き込まれた「その他大勢の子供」の意向は無視されることも度々ありましたので、「あの時こうして欲しかったなぁ」という気持ちもありました。

その頃の「あの時こうして欲しかったなぁ」は、娘と向き合う時にどうしようか考える時の礎(いしずえ)になっていて、今でも悩んだ時に夫や友人と相談しつつ、あの時子供だった私にも「どうしたいか?」と問いかけます。

どうしても子供の意向とは違う事を親が考えて行動する時は「あなた(娘)の気持ちを無視しているわけではないけれど、この問題の解決に進めていこうとしたら、この方法が最善だと考えた」と説明をしました。

トラブルは何が正解なのか、対人やその時の事象で変わるのでなかなかに難しいです。毎回「これで良かったのか?」と自問自答を繰り返します。

娘と話をして、娘の希望も聞きながらこうしよう、ああしよう、と行動してきました。迷いや不安なんて、それほどうんざりするほど出てきます。夫や友人の知恵も借りました。

そんな「親である私」の言葉に耳を傾けて対応してきた娘。今でも親がコッソリとでて対応を考えあぐね悶々としているの中、担任や他の生徒のママさんや娘本人から聞く「いじめっ子の対応」を聞くたびに「ああ、娘は大丈夫なんだ、良かった」と安堵します。特に、1年の終わりに当時の担任に話した後や、幼稚園年少〜年中の「仲間はずれ」の件は、その後娘が自らが行動した事で子供の頃に虐められていた私の心が救われた気持ちでした。

それでも、不安は拭えない状況が続いてます。
娘自身はあっけらかんとしていますが、最新の話を一つ書くと、これまでの #ほっといてつかぁさい に書いている一連の人物のAちゃん・Bちゃんと下校しているからで。

AちゃんとBちゃんはクラスが一緒ながら、それぞれにこれまでいじめや意地悪をしてきた経緯から、女子も男子も遠巻きにしているのが感じられます。いつも誘ってくる時はそれぞれ1人、もしくはA・B2人。他の友達が一緒だったことはなく、A・Bが来ると同じクラスの子は様子見のような感じで遠巻きにします。話を聞く限り、違うクラスの娘に近づいて利用してるようにも見えます。

娘にはいくつかのことを伝えました。
・Aちゃん・Bちゃんと付き合うことは構わないけれど、お母さんは過去の嫌がらせや意地悪のことを考えると良く思っていないこと。
・娘はAちゃんとBちゃんに「嫌がらせをされた側」だけど、2人といることで2人の意地悪に引っ張られて誰かに「意地悪する側』にならないか心配していること。
・少しでも意地悪な行動があれば、娘や他の人、もちろん2人も含めて、意地悪したりされたりを見たら「やめて」って言って止めてね。
・何度も「やめて」って言ってもやめないなら、「友達だから」と言う気持ちや心配は捨てて離れなさい。
・お母さんは娘ちゃんのお母さんだから、どの子よりも娘ちゃんが一番大切だから、意地悪されているのは我慢ならないこと。

どれだけ話しても足りないくらいですが、今はここまで。

娘やAちゃんBちゃん含む他の子供たちが加害者にも被害者にもならないように。

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