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ホームページリニューアル

2021年4月に太平社のホームページをリニューアルしました。
リニューアルに至った背景や、必要性について書いてみます。

太平社は以前からホームページを持っていました。見た目も悪くなく、私自身も気に入っていました。しかし、恥ずかしい話、まったく機能していませんでした。どちらかというと、ホームページから問い合わせや流入という目的ではなく、自社のイメージを打ち出すようなページでした。

時代の変化

創業以来、お付き合いしていただいている印刷物中心のお客様に支えられてきました。いわゆる既存顧客といわれるお客様の比率が非常に高かったということです。
しかし、時代の流れや、インターネットの普及により、印刷物のニーズは確実に減少傾向となっていました。
このままでは、ジリ貧になるということから、太平社でも新規開拓をしなければならないという結論に至って自然な流れになりました。

営業スタイルの変化

既存のお客様の比率が高いといいつつも、新規のお客様がなかったわけではありません。地道に新規開拓の活動は行っていました。
いわゆる足で稼ぐ飛び込み営業です。少し前までは、これでもよかった。その当時は、会社のドアをくぐると担当者のところまで通していただけました。それが、セキュリティの強化等でドアをくぐっても更にカードキーで「ピッ」とするドアがあり、容易に中に通していただけない…。(今では当たり前のことですが、昔はこうではない企業が多かった)そして、受付の方が、にこやかな表情をしていらっしゃったり、電話が設置されている場合がほとんどです。
こうなると、飛び込み営業ではなかなか担当者の方にもお会いすることができない。受付を通して連絡をしていただいても、「間に合っています」といわれ退散するしかない。新規開拓をするには、非常に都合が悪くなってきました。

ネットの普及

セキュリティの強化とともに、皆さんもご承知の通り、インターネットの普及がすごい勢いで進んできました。
今では当然ですが、何かを探す場合、まず何をするかと言ったら検索です。google先生に聞いてみるというわけです。キーワードを入れて検索をして出てきた結果から、良さそうなところのホームページ等をみて問い合わせをするということになります。
裏を返せば、こちらからアプローチをしなくても新規の問合せが来るということです。
地道に新規の活動も大切ですが、こうしたアプローチにも対応が必要になりました。

問い合わせを増やすには

リニューアルする前の太平社のホームページは、新規のお仕事に関する問い合わせは、年間数件のレベルでした。ホームページが機能していないということです。
やはり、広報というフィールドに身を置いているのだから、ホームページを充実させて、問い合わせを増やしていく必要があると社員からも提案が出てきました。

先代の時から、印刷会社としてというよりは、制作会社として打ち出していこうとしていました。そうした時に以前のホームページを作成しました。しかし、当時の考え方もあり、事業を紹介するというよりは、イメージを重視したホームページに比重を置いたものとなりました。
そして、いわゆるSEO対策という言葉も一般的でない時で、そうした対策も講じていませんでした。(当時はこれでもよいと皆が思っていました)

広報のフィールドに身を置く会社として、やはり、ホームページを活用して新規の受注を増やすことが最大の目的です。
その為には、先ずはホームページからの問合せを増やすことが必要です。ひとまず、30件の問合せを目指すことを目標としました。

いよいよリニューアル

もともとは印刷会社からスタートしましたが、時代の流れとともに、お客様からの要望も踏まえて、WEB制作も手掛けていました。
しかしながら、我々のノウハウの蓄積も含めて、今回のリニューアルはお付き合いのある制作会社さんにお願いすることにしました。

制作会社さんとの打合せを進めていく中で、ホームページを機能させ、問い合わせを増やすには、やはり、太平社は何をやっている会社なのか?何ができるのか…これをしっかりと訴求することが必要だという話になりました。
そしてそれをどのように表現していくのか…。トレンドの見せ方などを制作会社さんとお話をしながら作りあげていきました。
私たちが日ごろ、広報ツールを作成、社内報を作成する際にお客様と行っている打合せと同じですが、いざ自分たちのこととなるとこれが結構難しい。今一度原点に立ち返って、考え直す良いきっかけになると同時に、私たちもお客様とどのように打合せを進めればよいか改めて勉強になりました。
少し時間はかかりましたが、2021年4月にリニューアルにこぎつけ、公開に至りました。

WEBの世界は奥が深い・・・

目論見通りかは別として、ホームページから問い合わせが入るようになりました!一歩前進です。
これで一安心…かと思ったのですが、まだまだですね。

これまでの反省を生かして、一応アクセス状況をとるようにしました。
良い会社の条件は情報を活用することが必要です。

リニューアルしたままでは、瞬間的にアクセス数は増えるものの、続かない…。私も含めて、担当の社員もいろいろ勉強をしながらですが、そこから先になかなか進めない状況となってしまいました。

そんな時に、経営全般の相談に乗ってもらっている方に状況を相談してみたところ、アクセスを増やし、問い合わせをしてもらうには、能動的な情報発信をし、ホームページを更新していかないといけないということを教えていただきました。
ホームページを機能させ問い合わせを増やす。何としても成果を出すためには、google先生をはじめとした、検索エンジンのことも理解をし、仲良くなってもらわねばならない…。こうしたことが必要だと教えていただきました。
それであれば、手伝ってくださいとお願いをして、太平社ではこれまであまりやってこなかった外部の専門家の方にご協力を頂くことにしました。
2022年1月から、「ホームページ活性化プロジェクト」と題して、リニューアルしたホームページでいわゆるSEO対策を実施し、情報発信を行い、その状況を分析する。さらに良いホームページにしていく。このPDCAを回せるようにしてホームページを機能させることを軌道に乗せていきたいと思っています。

1年経過して・・・

ホームページを公開して約1年が経ちますが、お陰様で、ホームページからの問い合わせから受注につながった案件も出てきました。少しずつですが成果も出てきます。
やはり、成果が出ると嬉しいですね。担当している社員だけでなく、周囲の社員も含めて喜んでいます。
まだまだ、設定した目標には到達していません。やることはたくさんありますが、いろいろと議論を重ねながら良い方向に向かっていると実感しています。

情報発信スタート

1月から始めたプロジェクトで様々検討を重ね、ちょっと時間はかかっていますが、2022年6月からホームページに新しい情報も更新を続けています。ホームページでは、企業の広報担当者の方の力になりたいと思い、太平社が最も得意としている社内報の作り方が優しく理解できるコンテンツの発信を始めています。

私がおすすめするのは

伝〝わ〟る社内報

伝えると、伝わるの違い、伝わると伝えるの両方が揃ってまさにコミュニケーションが活発になるといったような社内報の根本的なことを解説しています。

良い社内をつくるには、編集会議が重要!

1人で社内報を作ることは難しいです。社内チームをはじめ、我々のような制作会社等多くの人々と作りあげます。そうしたときに重要な編集会議…まさに、太平社がお客様と一緒に取り組んでいることを解説しています。

是非、読んでみてください。

太平社の広報活動

こうして、私がブログを書くことになったのも、まさに太平社の広報活動の一環としてです。社員が頑張っていますし、社長も何か発信をしてほしい。そうした要望にも応えていかないといけません。

現在取り組んでいることは、まさに、太平社自身の広報活動です。
広報ツール制作を通して企業を元気にするコンサルタントを目指す中で、自社の広報で成果を出し、最終的には、お客様にもホームページ制作として還元をしていきたいと思っています。
このブログでも情報発信をしていきますし、太平社のホームページでも情報を随時発信していきますので、期待をしてください。


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