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経営計画等でもしきりにWEBマーケティングや新規開拓について触れていますが、太平社が行っている自社のマーケティング活動について書いてみようと思います。

WEBマーケティングを始めたきっかけ

そもそも、どうしてWEBマーケティングを始めたのか…
ブログを始めたのが約1年前です。これもWEBマーケティングの一環でした…。
コロナ禍前に社長に就任した当初は業績も堅調に推移していました。しかしながら、コロナ禍になり太平社にとっては厳しい状況になりつつありました。
これまでの堅調な業績を支えてもらっていた、長くお付き合いをいただいている既存のお客様の売り上げの減少が顕著になりました。
そうなると新規開拓に舵を切るわけです。

新規開拓活動

これまでも、新規開拓活動は様々な方法で行ってきました。いわゆる飛び込み営業から始まり、過去に接点のあったお客様にアプローチをしたりなど…。正直、なかなか成果にはつながりませんでした。
そこで考えたのがWEBマーケティングです。

当時、社員からも、WEBサイトから仕事の問合せをもらうようにするべきです!と提案をされていたこともあり、何とかしようと始まったのが発端です。
そうは言っても、そのころの太平社のWEBサイトはほとんど機能していませんでした。WEBサイトから仕事の問合せは年間1件あればよい方でした…。
よくそんな中で、WEBマーケティングに舵を切ったな、と今では思っていますが、とにかくやってみようと決断をしました。

WEBサイトリニューアルからの道のり

WEBサイトをリニューアルするところからです!
リニューアルについては、以前にもこのブログで書いていますので、そちらをご覧ください。
リニューアルだけでは問合せが来ません…。どうしたらWEBサイトから問合せが来るのか。まずWEBサイトの認知度を上げる仕組みと、そのためにやらなければならないことは専門家にレクチャーをいただき、スタートしました。プロジェクトチームを組んで、1年かけて仕組みと、自社の置かれている状況を知るところから始めました。

情報発信と、WEBサイトの更新

お金をかけて広告を出す等の手法もありますが、自社のWEBサイトそのものに魅力がないといくら広告を出しても意味がないとのこと。
まずは、自社のWEBサイトの魅力向上が第1歩。Google先生に太平社のサイトは更新もされていて鮮度が高い情報が載っていますよ とアピールする。
そして狙ったキーワードで引っかかるように工夫を凝らしていく…。専門家のサポートを受けながら、いわゆるSEO対策というものを始めました。
情報更新は、コラム記事を月1~2回のペースでアップを地道に行っています。
そうしたこともあり、1年でWEBサイトからの問合せも、少しづつですが入るようになり、第1弾としては成果が出てきました。

WEBマーケティング第2弾

私のこのブログも太平社の情報発信の一環として始めています。太平社のWEBサイトの魅力を向上し、WEBサイトへの流入を増やすために行っています。(役に立っているかはわかりませんが…)
おかげさまで太平社のWEBサイトでの情報発信は、地道な努力のおかげで一定成果が出始めました。
サイトリニューアルから1年くらいが経った、2022年6月からさらにメルマガの配信もスタートしました。継続的に月2回くらいのペースで配信を行っています。
当初はコラム記事のアップの告知が中心でしたが、実績が溜まってきたことにより、年間計画の発信計画を立て、仮説に基づいて発信を行うまでになってきました。

マーケティングツールの導入

地道にコラム記事の発信と、メルマガの発信を続けてきた結果、1年目よりも2年目と倍々のペースでWEBからの仕事の問合せが増えてきています。こうした成果をさらに促進させるために、2023年にマーケティングオートメーションツール(MAツール)の導入も行いました。
それまで、まずは自分たちで仕組みを理解することも含めて、アナログ的なやり方でコラム、メルマガを続け一定の成果が見えてきたこともあり、ここまでくればシステムに頼っても分析ができるし、更なる活用ができるレベルになっていると判断し、仕組みの導入につながりました。
導入後も継続的に、コラム記事の更新、メルマガの発行を地道に続けています。MAツールの導入効果もありSEO対策の効果も各段によくなっています。

次のステージへ

MAツールの導入以後、メルマガ送付先件数も少しずつですが増えてきています。
取り組みを始めた当初は、社内報に関するコラムとメルマガの配信でしたが、最近では、様々な角度から情報発信をしています。自ら立案した年間計画に沿って、コラム記事(コラム|太平社 (taiheisha.co.jp))を準備したり、ワークショップ(Workshop|太平社 (taiheisha.co.jp))等のイベントを企画したり、オウンドメディア「SHARE」(SHARE|太平社 (taiheisha.co.jp))の発行に併せてメルマガを発行するなど社内報以外のコンテンツも発信できるようになってきました。
始めた当初は年に1件あるかないかの状況だった、WEBサイトからの問合せも順調に増えています。
これからは、様々なツールを活用し、状況の分析を行い、新規顧客・新規案件につながるよう、メルマガを配信する先をさらに増やす工夫が必要になってきます。
そうした意味では、地道に行ってきた活動をさらにレベルアップし、次のステージでの施策を検討していくことが必要になってきている段階かと思っています。

「やってみなはれ!」

WEBマーケティングやSEO対策を始めた当初はここまで来るとは思ってもいませんでしたが、何かしらアクションを起こせば必ず反応があるということが実証できており、担当者の自信にもつながっていると感じています。
こうした活動に触発され、社内の様々なところでこれまでできなかった活動が動き始めています。やはり、やってみなければわからないことはたくさんあると思います。「やってみなはれ!」の精神とよく言われますが、まさにその通りだなと思っています。
兎に角実践すること、アクションを起こすことで何らかの成果が見えてくる。良いスパイラルを回すこと。これを続けていきたいと思っています。
次のステージの成果についても、このブログで紹介できることを楽しみにしています。

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