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聞き慣れない占い【子平推命】


最初に

この世の中には多くの占い方があり、ここ数年、四柱推命(子平)と書く人が増え、子平と謳わなくても子平推命の法則を使ったような占い方を取り入れている人を見かけるようになり嬉しい次第です。
そんな子平推命は私が学び出した頃は、ネットで子平推命と検索しても、ウキペディアで少しだけ紹介される以外全く情報がありませんでした。難しい書籍があるだけで、情報が少ない中、なぜ?子平推命なのか?と言われると、占いの門を叩いた先が子平推命だったからです。
師匠は言う「四柱推命では、分からなかった運勢を解き明かしてくれたのが子平推命、だから使っている」そんな師匠の元で占いを学び、現在は師匠と共に運勢を解き明かしています。
NOTEでは、ただ導かれ、のめり込んだ占いについて投稿しています。他の占い方が良い悪いとかでは無いことをお伝えしつつ投稿しています。
ちょっと硬い説明文ですが、「子平推命」について知っていただけると嬉しいです。

子平推命ってどんな占い?

陰陽五行論と言われる東洋占星術の一つで、陰陽とは自然界に存在する陰と陽、月と太陽、マイナスとプラスなどを意味し、五行とは自然界にある木・火・土・金・水のことを言います。
私たちが四季の中、自然の中で過ごし触れているものを運勢に例えています。

子平推命の流派

子平推命にも流派があるらしいが、私はあまり知らないのです。

子平推命の命式とは

子平推命(子平術)は人が生まれた年·月·日·時間を十干十二支で四柱を組み立てた命式を六親(比刧、印綬、官殺、財帛、食傷)と五行を数値で区分し、格局(テーマ)を導き天干の干関係の相合し良否を見、調候や扶抑などを重視した推命です。他の占い方と違うのは、自分や六親が五行で数値化されていることです。
運勢で自分が弱いか強いか?六親(比刧、印綬、官殺、財帛、食傷)のバランス、強弱、有無によって、運勢の短所と長所がハッキリ見る事ができるのが子平推命です

子平の原点である滴天髄では子平推命は「理行承氣豈有常」と書かれています。要約すると子平は現実を記号化したものである。透派子平推命では「五行強弱仔細看」五行の強弱の細かいことを見る。と言っています。
この様に子平推命の元になった原書や著書は短い文章で書かれていますが、共通することは、五行の強弱、記号化していることと書かれてあります

子平推命でみる宿命と運命について

宿命とは生まれながらに持っている運勢で、変えることができない運勢です。「役目・役割」を知ることができます。宿命は生年月日、生まれた時間・場所から導き出した命式から見ることができます。
運命とは、大運、流年運、流月運によって変化し周囲の環境や自分の意思、努力で選んだり変えたり出来るものです

子平推命の名前の由来

中国宗代(1100年前後)の学者「徐子平」から「徐大昇」来ていると言われています。古中国では国家側の人材育成や登用の為の儒教的運命学で誰でもが扱える占いではありませんでした

一子相伝、秘伝でした

原書は既に中国で失われて韓国と日本に伝わっていた物を合わせ、近年『子平三命通變淵源』が奇跡的に復刻され近年は秘匿されていた子平での見方がアップデートしています。

子平推命の最大の特徴でもある格局があります。命式八字の五行(木火土金水)の強弱を求め、分類(格局)し内格と外格を見極めます。
内格は文に適している。公的立場や家庭を両立できる運勢の人です。
外格は武に適し、文武両道でもある、専門職タイプの人です。
内格·外格とも更に多種の象意があります。

子平推命でわかること

貴賎(きせん)~生まれた時点より、出世するか出来ないか。金持ちになるか、尊い人になるかならないか。
吉凶(きっきょう)~良いことがあるか、偶発的な事故にあったりして不幸になるか。
成敗(せいはい)~成功するか、失敗するか
福禍(ふくか)~幸福を得られるか、災いを受けるか
寿夭(じゅよう)~健康で長命か、病弱で短命か
閑忙(かんぼう)~暇か、忙しいか
その人の性格・適職・運勢・六親などを見ることができます。
事柄がいつ起こってくるのかがわかります

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