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自称トレイルランナーと登山医学会学術集会 #3体脂肪がエネルギーになる時 編

体脂肪がエネルギーになる仕組みを知って、ハンガーノックにならないための作戦を立てる。

上記のチャートは、有酸素能力に関連して、さまざまな強度での持久力運動中にアスリートの体が通常使用する燃料源を表しています。もちろん、さまざまな要因によって、アスリートが使用する燃料の正確な比率や、特定の瞬間や特定の日に身体ができることは変わります。以下に、運動中の燃料消費を変化させる可能性のあるさまざまな要因についてのメモをいくつ か示します。このページについて質問や提案がある場合は、Nate@EnglishEndurance.comまでメールでお問い合わせください。

出典:https://englishendurance.com/

運動強度が増すほど、脂肪から糖に変化していく雰囲気を味わうことができると思います。

運動を続けるためのエネルギー源は、糖と脂質の2大巨頭だと思っています。そして、それぞれ貯金のようにヒトは蓄えています。

エネルギーの貯金の額をkcalで表すと(体重60kgで体脂肪率15%として)
脂肪は65,000kcalくらい
糖は2,000kcalくらい

出典:スポーツ栄養学 著:寺田新

脂肪はわかりやすいです。脂肪細胞で、脂肪組織。ダイエットの敵???

糖は肝臓と筋肉にグリコーゲンとして蓄えられたいます。レース前にパスタパーティーとか、カーボローディング、グルコースローディングと言われているものは、グリコーゲンを蓄えるための作法です。

運動強度がイイカンジの時には、血液中の脂肪酸がエネルギー源として利用されていることを表しています。

イイカンジの運動強度を上回るたびに、筋肉中のトリグリセリド(中性脂肪)>>血液中の糖>>筋肉中のグリコーゲンとエネルギー源が変わっていくと。

トリグリセリド(中性脂肪)は、いわゆる脂肪そのものような気もしますが…

糖の貯金2,000kcalを使い切らないためにも、イイカンジの運動強度を心がけたいものです。

次回は、イイカンジの運動強度について書いてみようと思います。

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