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エアチャイナ(中国国際航空)でドバイに行く その1

2019年10月5日,エアチャイナCA162,CA941でドバイに行った。その記録を書いておく。4泊6日の予定で往路は関西空港→北京空港→ドバイ空港という経路。

関空からドバイまではエミレーツ航空で直行便が出ている。しかしビジネスクラスは高い。そこで,エアチャイナで安いビジネスクラスがないか探したところ,往復15万円(諸費用込み)のチケットを見つけることができた。購入したのは2ヶ月半前(2019年7月25日)である。

CA162便は関西空港を朝9時に出る。7時半に空港に着いて手続きを終えた。エアチャイナの手続きは関西空港の国際線出発南ウィングでやる。オンラインチェックインはしなくてよいと思う。

前日にオンラインチェックインをやってしまい,うまく行かず当日の処理に係の人が手間取っていたようだった。手続きに20分ほどかかった。預ける荷物は直接ドバイまで運んでくれる。

ビジネスクラスだと保安検査のファストトラックのチケットをもらえるので,保安検査→出国手続きは15分もかからなかった。なお,いっしょにラウンジのチケットももらえるが今回はそんなに待つ時間はなかったので使わなかった。

ドバイ現地の通貨(AED,ディルハム)は出国手続きを出た直後のお店で変えた。日本円を出して「ディルハムにしてください」でOK。今回は3万円ほど換金。お札の組み合わせを聞かれるが,迷っているとお店の人が「小さいの(10AED)を多めにしておきますね」と言ってくれるので,それで問題ない。

エアチャイナはネット上で「よく遅れる」と書いてあることが多いが,今回は北京乗り継ぎでも同じ会社の便なので心配しなかった。

飛行機はボーディングブリッジから直接乗り込むことができた。機材はA330ー200。足下は広々としていて向こう側まで届かない。搭乗後すぐにおしぼりとウェルカムドリンクをくれる。トマトジュースと何かのソーダ割りがおもしろかった(ノンアルコール)。

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離陸前に朝食のメニューも配られる。優先搭乗で出発までに十分な時間があるのでその間に決められるが,けっこう早くに何にするか聞いてくるのであまり悩む時間がない。

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私は Obento Box を選んだ。出発する国のものなら大きな問題はないだろうという判断。乗務員の対応はとてもていねい。はじめは中国語で話しかけられるが,メニューをもらうときに「さんきゅー」と言うと,以後は英語で対応してくれる。

サービス全般についていえば、国内の航空会社と同じく,ビジネスクラスもエコノミークラスもそれぞれのクラス相応の対応をしているように思う(以前,エアチャイナのエコノミークラスに乗ったことがある)。

定時より少し遅れて飛行機が動き出した。これくらいの遅れは日本の航空会社でもままある。地上走行時と離着陸のときはスマホ・タブレットは使えない。電源を切る必要はなく,機内モードにしておけばよい。iPad を使っていると優しく注意された。

離陸後しばらくして,おしぼりとスナック菓子(ナッツとレーズンのセット)が配られる。中国の航空会社だからかお茶がおいしい。ジャスミンティーとウーロン茶をいただいた。ウーロン茶は日本でよく見る濃い茶色ではなく,色は薄いけれど,しっかりウーロン茶であった。

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Obento Box は次のようなものだった。左下のお皿はパン・ブレッド用。乗務員さんが洋食でなくても「パンはいかが?」みたいに聞いてくる。このワンプレートで終わりなんだろうと思ってパンをもらって食べていたら,別にメイン料理(ごはんとおかず)がど〜んとやってきて後悔したので,ダイエット中の人はパンをもらわないほうがよいと思う。

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食事が終わると,機内の慌ただしい雰囲気も落ち着いてくる。やることも少ないので照明が暗くなり,寝る人が出でくる。この機材はフルフラットになるので寝るときはとても快適。まだ朝の便なので,フルフラットを動かして楽しんだだけで寝ることはしなかった。

韓国上空を飛び北朝鮮に入る直前で針路を変え,出発から3時間ほどで北京に到着した。

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このフライドでは小さな問題はあった。まず,シートにはUSBの差し込み口があるのだが使えなかった。差し込んでも充電できない。たまたまそういう機材にあたっただけかもしれない。また映画を見ようと思って,SONY WH-1000MX3 を持ち込んだが付属のアダプターは使えなかった。備え付けのヘッドホンしか使えない。

しかし,大きな不満・問題はなく,おおむね満足できるフライトだった。

↓つづき↓


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